人類滅亡はまだっすか!?

滅亡大好きで、大爆発とジェノサイドに異常殺人も大好きな非モテが綴る絶望の誰得ブログ

<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-10625881083.html">植物人間になればエコは促進?</a>

週末の夜は、仕事があっても、なかなか眠れません。

飲み歩くとか、そういうのはもうしないですが、ベッドでだらだらたまったTV録画を消化したり本を読んだり。

昨日は、たまたまなのですが、読みかけだった

内なる宇宙〈上〉 (創元SF文庫)/ジェイムズ・P. ホーガン
¥882
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を読んでいて、途中で飽きてしまい・・・w

前にも読んだ

3001年終局への旅 (ハヤカワ文庫SF)/アーサー・C. クラーク
¥840
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を拾い読みしてみました。

すっかりわすれていたのですが、どちらもはるか未来の、現在の地球とはまったく異なる

社会や文明のありかた、そしてバーチャルな世界の進化も描いています。

どちらも現代社会のあり方に疑問をいただき、批判もありつつ、新世界を提示しているのですが

ホーガンが異世界なのに対し、クラークは地球の延長です。

まあ、それはそれで機会があれば読んでいただきたいのですが、それで明けてみると

こんなニュース。

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葉緑体の分裂担う遺伝子=「草薙」と命名―立教大など

8月20日5時19分配信 時事通信

 植物の細胞で光合成を行う葉緑体が増殖・分裂する際には、外側を取り巻く輪が出現し、そこからくびれて二つに分かれるが、この輪を構成する繊維を作る遺伝子が見つかった。立教大や山口大、東京大などの研究チームが愛称を「KUSANAGI(草薙=くさなぎ)」と名付け、20日付の米科学誌サイエンスに発表した。  立教大の黒岩常祥特任教授によると、この遺伝子の働きなどを制御し、葉緑体の分裂を早めることができれば、藻類によるバイオ燃料生産などに役立つという。  黒岩特任教授らは、植物の中でも原始的で、一つの細胞に葉緑体が一つしかない紅藻「シゾン」に注目し、葉緑体の分裂メカニズムを解明したり、全遺伝情報(ゲノム)を解読したりしてきた。「草薙」のPDR1遺伝子は、葉緑体が生み出す糖類「グルコース」をごく細い繊維「ナノフィラメント」につなぎ合わせる働きをする。 ---------------------------------------------

人間に葉緑素を移植して文字通りの植物人間にするなどという人体改造はときおりSFで見かけますね。

葉緑体の分裂に関する遺伝子が明かされたことで、実現に先鞭をつけてたりするかもしれません。

100年後には、オプションで葉緑体をつけたベジタリアンとか、本気でいそうです。

そもそも、人間が食べるための家畜飼育は飼育にも無駄が多すぎます。

クラークの描く3001年には、家畜の伝染病が原因で肉が食えなくなり、復興できないほどのダメージを

追って、人類がその無駄に気づき、人口肉が取り入れられたということになっています。

太陽光がこのままであれば、自然光を取り入れられる地帯の人は葉緑素太陽電池パネルを装着して

しまうかもしれません。そうすればiphoneのバッテリー切れも心配ないですね!・・・w

まあ、その頃は体内に備わっている機能になるのでしょうか?

機能、オプション格差という時代が来るかもしれません。

クラークの世界では比較的、貧困の差は解消されています。頭脳に知識や体験をインストールする

マシンが普及しているためです。国境ももはや関係ありません。

本当にそんな時代が来るのでしょうか?

しかし、植物人間になれたからといって、安心はできません。かたや、こんなニュースもあるのです。

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CO2:陸の植物、吸収減少 IPCC予測より早く--米大学分析

 陸の植物が光合成で取り込む二酸化炭素(CO2)の量が、減少に転じた可能性のあることが、米モンタナ大の分析で分かった。温暖化による気候変動が植物の成長に影響しているとみられる。20日付の米科学誌サイエンスに掲載される。

 植物は、温暖化の原因となるCO2の重要な吸収源。07年に公表された国連の「気候変動に関する政府間パネルIPCC)」第4次報告書では、今世紀半ばごろまでは陸上のCO2吸収量が増え続けると予測しているが、減少傾向が事実なら、対策の大幅な前倒しが必要になる可能性がある。

 研究チームは、米航空宇宙局(NASA)の衛星による過去10年間のデータを分析。陸の植物が光合成で吸収したCO2から、呼吸で放出した分を差し引き、CO2の蓄積量を推計した。

 その結果、00~09年は年間蓄積量の平均が535億トン(炭素換算)と推定された。この10年間は蓄積量が減少傾向にあり、減少幅は5億5000万トン。CO2に換算すると20億2000万トンで、日本の年間排出量の1・6倍に当たる。別の研究では、82~99年の蓄積量は増加傾向だった。この10年間は、気温測定が始まった1880年代以来、最も気温が高い10年間とされる。【大場あい】

毎日新聞 2010年8月20日 東京朝刊

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やれやれ・・・

やっぱり人間も緑化して植物を増やすしかないですね。

しかし、この間まで猛暑だったロシアは一転して今度は雪です。

こういう異常気象では植物人間はダウンしてしまいます。

あとは原子力内蔵しかないか? それとも、未知の重力子エネルギーが解明されれば・・・

BGMはこちらでした

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