<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-11788812334.html">地政学抜きにウクライナの重要性は理解できない</a>
2050年の日本列島大予測 (晋遊舎ムック)
さて、この本では2050年の日本を取り巻く世界情勢を予測するにあたって、地政学が不可欠と判断して、日本でも数少ない専門家の奥山真司先生に取材を行いました。
地政学は戦略学とも共通する部分がありますが、要は土地の取り合い、各国の衝突には特徴があるという見方でもあります。
ウクライナが注目されるようになって、最近、やたらと「地政学的にロシアは失えない土地」という解説を目にするようになりました。
ちょうどいま、テレ朝でウクライナ状況について解説していますが、のっけから地政学という話、そして、地政学の大きな理念である「ハートランド」という言葉が解説抜きで登場しました。
「2050年の日本列島大予測」では奥山先生にそのあたりをじっくり伺い、地政学の基本概念からまずお話いただきました。
まずは、地政学を考える上で欠かせない基本的なパワーの衝突図です。
ユーラシアの奥から押し出ようとするハートランドと海から攻め上がるシーパワーとオフショアアイランド、武力が衝突する中間地帯のリムランド
海峡など重要地点は「チョークポイント」。ここを押さえるものが勝つ
この概念をまず押さえておくことが必要です。
ちなみにアメリカは大きな島国であり、シーパワー側です。
だから、ユーラシアに取り付こうとする。
中国はリムランドに位置していますが、現在、ここが武力を増強しつつあり、シーパワーを獲得して出ていこうとしているわけですね。
ちなみに、ムックでは記事の中にも奥山先生のコメントを引用しております。
奥山先生のメルマガ、サイトでも
「要点が分かりやすくまとまっており、とても良い内容となっておりますので、ぜひ、お手にとってお読みなってみて下さい。」
とお褒めいただきました。
ありがたいことです。
■奥山先生のFACEBOOKは
https://www.facebook.com/realist.jp
■リアリスト評議会
http://www.realist.jp/
はもちろんですが、発行されている無料メルマガを読むと、実に世界情勢が地政学的に読み解けるかがわかります。
そのメルマガ
「アメリカ通信」ウクライナ問題を「地政学的」に考えてみた
3/3発行版より
記事を抜粋させていただきますね。
-------------------------------------------
1.ウクライナは「リムランド」にある。
< ロシアのハートランド VS 欧米のシーパワー >
これはいわば、「リムランド」であるウクライナの海側に突き出た半島の先端に、ロシアの「シーパワー」の一大拠点があるということを意味するわけわけです。
そもそも「半島」というのは、必然的に海と陸のパワーが衝突するリムランドに属しているために、常に紛争が起こりやすくなる。
「半島」というのは、地政学においては「鬼門中の鬼門」で、日本にとっての朝鮮半島や満州、イギリスにとっての対岸の低地国(オランダ、ベルギーなど)更に、フランス、そしてアメリカや中国にとってのベトナム、などの例でもよくわかります。
「通り道」(Lines of Communication)を誰がコントロールするのか? ということが、極めて重要な意味を持ちます。
さて、この本では2050年の日本を取り巻く世界情勢を予測するにあたって、地政学が不可欠と判断して、日本でも数少ない専門家の奥山真司先生に取材を行いました。
地政学は戦略学とも共通する部分がありますが、要は土地の取り合い、各国の衝突には特徴があるという見方でもあります。
ウクライナが注目されるようになって、最近、やたらと「地政学的にロシアは失えない土地」という解説を目にするようになりました。
ちょうどいま、テレ朝でウクライナ状況について解説していますが、のっけから地政学という話、そして、地政学の大きな理念である「ハートランド」という言葉が解説抜きで登場しました。
「2050年の日本列島大予測」では奥山先生にそのあたりをじっくり伺い、地政学の基本概念からまずお話いただきました。
まずは、地政学を考える上で欠かせない基本的なパワーの衝突図です。
ユーラシアの奥から押し出ようとするハートランドと海から攻め上がるシーパワーとオフショアアイランド、武力が衝突する中間地帯のリムランド
海峡など重要地点は「チョークポイント」。ここを押さえるものが勝つ
この概念をまず押さえておくことが必要です。
ちなみにアメリカは大きな島国であり、シーパワー側です。
だから、ユーラシアに取り付こうとする。
中国はリムランドに位置していますが、現在、ここが武力を増強しつつあり、シーパワーを獲得して出ていこうとしているわけですね。
ちなみに、ムックでは記事の中にも奥山先生のコメントを引用しております。
奥山先生のメルマガ、サイトでも
「要点が分かりやすくまとまっており、とても良い内容となっておりますので、ぜひ、お手にとってお読みなってみて下さい。」
とお褒めいただきました。
ありがたいことです。
■奥山先生のFACEBOOKは
https://www.facebook.com/realist.jp
■リアリスト評議会
http://www.realist.jp/
はもちろんですが、発行されている無料メルマガを読むと、実に世界情勢が地政学的に読み解けるかがわかります。
そのメルマガ
「アメリカ通信」ウクライナ問題を「地政学的」に考えてみた
3/3発行版より
記事を抜粋させていただきますね。
-------------------------------------------
1.ウクライナは「リムランド」にある。
当たり前ですが、ウクライナは
ソ連が崩壊した後に独立した国々の中でも
地理的に非常に微妙な場所にある国です。
ロシアの影響を逃れるために、
アメリカから支援(陰謀?)を受けた「オレンジ革命」によって、
2005年からのユーシェンコ政権では親欧米路線に転換。
ところが2010年に選挙でヤヌコビッチ政権に変わると
「親露」路線に転換。
そして今回の2014年のデモを契機とした政変では、
再び「親欧米」路線に転換しております。
「なんか安定しないなぁ」
とお思いの方もいらっしゃるとは思いますが、
その理由は地理的な意味合いがかなり強く、
「地政学」でお馴染みの用語を使えば、
という形で、大きなパワーが激突する要衝に
位置しているわけですね。
具体的に言えば、
ロシアに接している東部や南部はロシアの「ハートランド寄り」の地域であり、反対にポーランドやルーマニアに近い北部や西部は欧米の「シーパワー寄り」の地域、ということです。
さらにウクライナは、「リムランド」の特徴である、
人口の多さ(元ソ連諸国では二番目の規模)や
農業生産量の高さ(世界有数の穀倉地帯)
という特徴を持っております。
「そんな単純なものなの???」
と感じた方もいると思いますが、
この「ロシアvs欧米」、そして「陸vs海」という、いかにも"地政学的"な構図を頭に思い描いておくのはとりあえずは有益なのです。
-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:
2.クリミア「半島」にカギがあるウクライナが「リムランド」にあるということは
読者の皆さんにお分かり頂けたと思いますが、
ここで一つ気になることが出てきます。
クリミア半島の南端に、ロシアの黒海艦隊の軍港(セバストーポリ)があることです。
さらにロシアは、このクリミア半島にある
クリミア自治共和国の人口の約60%を占める
ロシア系住民の一部に、ロシアのパスポート(!)を
配布したりもしているのです。
そして、この地政学的要衝の貸借関係をめぐって、
ロシアとギクシャクした関係が続いてきたことは
報道でもすでに論じられている通り。
先日崩壊したヤヌコビッチ政権は、ロシアとの間で
この基地を2042年まで貸すことに合意しておりまして、
ここ数日では、ここの軍港を拠点として、
ロシア側の軍事介入が始まったとも報道されております。
「地政学」をよくご存知の「アメ通」読者の皆さんは
ここでお気づきだと思いますが、
このセバストポリ軍港が現実に存在している、ということは、
「ロシアはランドパワーである」
という単純なテーゼが成り立たず、
そこには地政学の理論がねじれている
とお感じかと思います。
ですが、これはロシアが、
すでに黒海を「内海化」しており、
陸側の拠点になっているとして解釈すれば、
大枠では間違っておりません。
地政学的な基本として、重要な認識は、
ということです。
つまり大国同士の権益がぶつかったところという意味では、
「半島」というのは政治的に火種を抱えやすいわけです。-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:
3.ウクライナは「通り道」である日本国内のメディアではあまり報じられていないようですが、
ウクライナは、ロシアとヨーロッパをつなぐいくつもの重要なパイプラインの「通り道」です。ロシアはEUへのガスの輸出を大部分を
そして
地政学では、「通り道」(Lines of Communication)を誰がコントロールするのか? ということが、極めて重要な意味を持ちます。
実際のところ、プーチン大統領自身は
ウクライナは、歴史的にヨーロッパの周辺の大国
(ロシア、ドイツ、オーストリア、トルコ)に「通り道」のように
何度も蹂躙されてきております。
似たような「通り道」にあったポーランドが、
今回のロシア側の動きを異様に警戒して批判しているのも、
このような歴史的な事情の現れです。
このような「ロシアの通り道」に対して、
アメリカは一体何ができるかというと、正直なところ、何もできません。
なぜかと言えば、
「アメリカにはウクライナには利害がない」からです。
※参照※---
▼ロシア、ウクライナ軍事介入へ 米、抑止手詰まり
大統領警告も対抗策なし (産経新聞 3月2日)
>> (政治学者のイアン・ブレマー氏)との指摘も根強く、
>> オバマ政権の及び腰に拍車をかけている。
>> 軍事介入の可能性も、ほぼ皆無に等しい。
-------
そして、ロシア側の意志としては、
この地は欧米側には絶対に引き渡さない!
という固い決意を持っております。
「ジョージ、君はわかっていない。ウクライナは国家ではないんだ」
と言っていますが、このプーチンの「世界観」がミソなわけです。
今回のウクライナ問題でも、
アメリカ側としての「切れるカード」は、
かなり限られていると言えるのではないでしょうか。
-----------------------------------------------------
いかがでしょうか。
だからEUとロシアの引っ張り合いになっているわけで、オバマは電話で「ちょっとお、手荒なことはやめてよね~まじで」と(なぜかオネエ言葉)釘を刺す程度というわけです。
では。。。もし、仮に、ロシアとEUが奇跡的に手を組んでしまい、中国も巻き込み
「大ユーラシア連邦」とでも名乗りだしたらどうなるでしょうか?
これはおそらく間違いなく、アメリカを叩き潰しに行くでしょう。
その時日本は、場所的に微妙な位置です。
右傾化ですばやく武装していても、あっという間に叩き潰されてしまうでしょう。
ともあれ、これからの世界情勢を読み解く上で、地政学は重要です。
ぜひ、勉強してみてください。
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いかがでしょうか。
だからEUとロシアの引っ張り合いになっているわけで、オバマは電話で「ちょっとお、手荒なことはやめてよね~まじで」と(なぜかオネエ言葉)釘を刺す程度というわけです。
では。。。もし、仮に、ロシアとEUが奇跡的に手を組んでしまい、中国も巻き込み
「大ユーラシア連邦」とでも名乗りだしたらどうなるでしょうか?
これはおそらく間違いなく、アメリカを叩き潰しに行くでしょう。
その時日本は、場所的に微妙な位置です。
右傾化ですばやく武装していても、あっという間に叩き潰されてしまうでしょう。
ともあれ、これからの世界情勢を読み解く上で、地政学は重要です。
ぜひ、勉強してみてください。
<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-11788789856.html">水没する世界遺産</a>
あくまで2000年後の世界の予想ですが、このまま海面上昇が続けば、世界遺産の多くが水没するということです。
自由の女神も水の中。
そうなると人類はより陸の高い部分へと追いやられていることでしょうが、その途中で気象変動も激しくなるはずで、食料や水の不足、また、巨大ハリケーンや水害などでししゃも出ることでしょう。
2000年後、って、紀元0年からいままでの年ですから、その間に人類もなんらかの解決策をもっているかもしれませんし、水中に苦もなく住んでいるかもしれません。
もしくは地球を見捨てているか。。。
2050年の日本列島大予測 (晋遊舎ムック)
2050年どころじゃない未来はさっぱり予測ができません
<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-11787124731.html">ウクライナ情勢と日本の右傾化、そして日本海にドボンの北朝鮮</a>
ロシアは真ロシア派が過半数を占めるクリミア半島だけは抑えたい。
なぜなら、ここにはロシアにとって重要な軍港を借りているからです。
いわば、ヨーロッパに睨みを利かすのに欠かせない場所です。
なります。
----------------------------
ウクライナって何で揉めてるの?ロシアが悪いの? 旧ロシア「ウクライナ占領するぞー」
↓
ウクライナ住民「ロシアなんかに服従するもんか!反乱や!」
↓
旧ロシア「うざいな・・・食料供給を止めてやる」
↓
ウクライナ政府「うう・・・人口の1/4が餓死してしまった・・・」
↓
ロシア「邪魔者も減ったな!みんな集まれ!ソ連になるで!」
↓
↓
ウクライナ政府「東部は、ほとんどロシア人になってしまった・・・」
↓
↓
↓
ウクライナ西部住民「今こそ独立だ!」
↓
↓
↓
↓
ウクライナ西部住民「なんか納得いかんけどな・・・ロシアの経済支援ないときついからな」
↓
EU「ロシアなんか辞めて、EUに加盟しろや!金ならあるでーw」
↓
↓
↓
ウクライナ東部住民「まあ、俺らロシア系だし、親ロシアだよね」
↓
ウクライナ政府「選挙の結果、親ロシア政権の続行でした!」
↓
ウクライナ西部住民「おかしい!再選挙しろや!デモするで!ロシアとか仇敵やろが!」
↓
EU&アメリカ「せや!マスコミ操作なら任しとけや!金ならあるでーw」
↓
ウクライナ政府「再選挙したら、親EU政権になったわ!」
↓
ロシア「裏切り者!天然ガスの安価供給もやめるわ!」
↓
ウクライナ東部住民「なんか最近、生活苦しくない?ロシアのが良いわ。俺らロシア系住民だし」
↓
ウクライナ西部住民「ロシアの謀略や・・・くやしいけど、ロシアにつくしかないのか」
↓
ウクライナ政府「次の選挙では、また親ロシア政権になったよ!」
↓
ロシア「じゃあ、また仲良くやろうぜ!」
↓
EU&アメリカ「お前ら、このままでいいの?ロシアは仇敵やで!自由貿易でお金持ちにもしたるわ!」
↓
ウクライナ西部住民「せや!ロシアは仇敵や!」
↓
ウクライナ東部住民「ん~、お金は魅力的やな!」
↓
↓
ロシア「じゃあ、経済支援やめるよ?経済破たんしてもいいの?」
↓
ウクライナ政府「EUさん、経済支援してくれるんでしょ?」
↓
↓
↓
ロシア「よしよし、良い子だ。じゃあ経済支援したるわ」
↓
ウクライナ政府「ありがと!あやうく経済破たんするとこやったわ」
↓
ウクライナ東部住民「ロシアは頼りになるわーロシア最高やー」
↓
ウクライナ西部住民「なんか釈然としないけど、経済破たんするよりマシかな」
↓
EU&アメリカ「なめやがって!マスコミを総動員して、現政権叩きまくったる!」
↓
↓
ウクライナ政府「賄賂じゃなくて経済支援やがな。そりゃ少しはオコボレもらったけど、全体としては国庫にいってるで」
↓
ウクライナ西部住民「嘘や!経済危機になったのも、政府がロシアとつるんで悪いことしたからやろ!テレビでみたで!」
↓
ウクライナ政府「うわー・・・マスコミに煽られて、すごい盛り上がってるな。どないしよ」
↓
↓
ウクライナ西部住民(過激派)「チャージ完了!政権打倒じゃ!国会占拠ぉー!」
↓
ウクライナ東部住民「まじかよ!西部の奴らは単純すぎやわ。もう東部だけ独立したいわ」←イマココ
※下記リンクより、一部抜粋。続きはソースで
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なんとなく金の匂いが。。。ww 国民にとっては経済が潤っていい生活ができれば、まあ我慢はできるわけですよね。
アメリカはこのままロシアが介入するならG8のボイコットを匂わせており、世界がふたたび二大国の冷戦時代に逆戻りしかねない、と世界では不安視されています。
運が悪いことには、アメリカのオバマ大統領はもはや口だけ野郎という評価で、おそらく自軍を展開させることも、国連に働きかけても丸め込むことは無理なのではないでしょうか。
さて、ところで、旧東西冷戦時代、たしかにアメリカとロシアは睨み合い、一度はキューバ危機であわや核戦争の危機を回避しました。
が、時代はその後かわり、指導者たちのマインドや世界の経済も様変わりしました。
当時の冷戦は、結局不安定な国々で行われる代理戦争で武力衝突が行われていたのです。そして、そのうしろから武器や弾薬、指揮官などを米ソが送り込み、莫大な売上をあげていたという構図でした。
ところで、そのときに日本は何かこまったことになっていたでしょうか?
考えてみるとなっていないんです。
朝鮮戦争の特需は国内の景気と産業を一気に押上げた始末です。
むろん、戦火に包まれている国はたまったものではないのですが。。。
現在は、過去の東西冷戦時代に代理戦争の地となった国々が新興国として急成長を遂げています。
また、ソ連が解体して独立した国、自治領も増えました。
新たな火種は、それらのまだ不安定な国々です。
が、現在はアフリカやアジア、北米、ニカラグアなどを除くと、アメリカとロシアにとっては魅力的な市場(軍事以外)に成長しています。
となると、ふたたび冷戦時代に戻っても、代理戦争は大々的に行われないのではないかという気がしないでもありません。
そんなところで、年末の靖国参拝、特定秘密保護法、そして憲法を改正しないままの集団的自衛権の獲得と、「右傾化」がしきりに指摘する日本です。
世界がふたたび冷戦時代に戻るのであれば、日本はおそらくアメリカから「アジアの方よろしくねー」と頼まれるのではないでしょうか。
アメリカはもう、ベトナムやアフガン、そしてイラクのような泥沼戦争は懲り懲りしているはずで、世論も支持していません。
何をやっているかといえば、無人爆撃機による攻撃です。
しかし、戦争とは、歩兵が制圧することが勝利の証です。
「日本はどうせ中国や韓国、北朝鮮と揉めてるんだから、このさい思い切り暴れてみてはどうかね? つーか、それこそ世界のリーダーだよ!」
などとおだてられているかもしれません。
が、アメリカにとっては日本がロシアと手を結ぶ可能性もあるわけで、ロシアもそこは狡猾に立ちまわるでしょう。
プーチンがもし
「なあなあ、北方領土とりあえず返すけどさ、もっと広い土地欲しくね? 俺達が北から叩くから、日本は海からやっチャイナ(by GOTOくん)!」
と森のオッサンに囁いたら・・・。
日本も世界を相手に商いをしているわけですが、自由になるマーケットはほしい。
かといって、むやみに戦乱を起こせば株価や為替の暴落リスクを呼びます。
ここが現代の冷戦の難しいところです。
そこで、とりあえず、右傾化した、という印象を持たせてしまい、アジア各国へにらみを利かす日本という印象操作が出来上がってしまえば、日本は官僚の発言や軍隊や艦船の移動だけで株価を上下できるわけです。
悪く無いと思います。
ちなみに、
週刊ニューズウィーク日本版 2014年 3/4号 [雑誌]
によると、最近の独裁者は、かつての独裁者と違って狡猾であり、民主化、経済自由化などで国をリードしつつ強権を発動する、とあります。
そのなかでもオールドタイプなのは、北朝鮮の金くんただ一人。
「北朝鮮政府はマフィアのようなもの」と考えればわかりやすいそうです。
国民が餓死しようが、自分だけ生き延びればいい。
つい先日も粛清が有りました。
そして、米韓合同演習に抗議して、今回は短距離ミサイルを日本海へ珍しく大盤振る舞い。
いやはや、まったく「2050年の日本列島大予測」が発売されからまだまだ歴史は大きくうねっています。
早くも改訂版を出したいくらいです。
とはいえ、2050年まではまだまだ時間があります。
ベースラインはおそらく変わりはないでしょうし、どこかのタイミングで局地戦もしくは世界に広がる大戦もあり得るでしょう。
世界と日本はどちらも独自に生き残ることはできないのです。
2050年の日本列島大予測 (晋遊舎ムック)
なんとなく金の匂いが。。。ww 国民にとっては経済が潤っていい生活ができれば、まあ我慢はできるわけですよね。
アメリカはこのままロシアが介入するならG8のボイコットを匂わせており、世界がふたたび二大国の冷戦時代に逆戻りしかねない、と世界では不安視されています。
運が悪いことには、アメリカのオバマ大統領はもはや口だけ野郎という評価で、おそらく自軍を展開させることも、国連に働きかけても丸め込むことは無理なのではないでしょうか。
さて、ところで、旧東西冷戦時代、たしかにアメリカとロシアは睨み合い、一度はキューバ危機であわや核戦争の危機を回避しました。
が、時代はその後かわり、指導者たちのマインドや世界の経済も様変わりしました。
当時の冷戦は、結局不安定な国々で行われる代理戦争で武力衝突が行われていたのです。そして、そのうしろから武器や弾薬、指揮官などを米ソが送り込み、莫大な売上をあげていたという構図でした。
ところで、そのときに日本は何かこまったことになっていたでしょうか?
考えてみるとなっていないんです。
朝鮮戦争の特需は国内の景気と産業を一気に押上げた始末です。
むろん、戦火に包まれている国はたまったものではないのですが。。。
現在は、過去の東西冷戦時代に代理戦争の地となった国々が新興国として急成長を遂げています。
また、ソ連が解体して独立した国、自治領も増えました。
新たな火種は、それらのまだ不安定な国々です。
が、現在はアフリカやアジア、北米、ニカラグアなどを除くと、アメリカとロシアにとっては魅力的な市場(軍事以外)に成長しています。
となると、ふたたび冷戦時代に戻っても、代理戦争は大々的に行われないのではないかという気がしないでもありません。
そんなところで、年末の靖国参拝、特定秘密保護法、そして憲法を改正しないままの集団的自衛権の獲得と、「右傾化」がしきりに指摘する日本です。
世界がふたたび冷戦時代に戻るのであれば、日本はおそらくアメリカから「アジアの方よろしくねー」と頼まれるのではないでしょうか。
アメリカはもう、ベトナムやアフガン、そしてイラクのような泥沼戦争は懲り懲りしているはずで、世論も支持していません。
何をやっているかといえば、無人爆撃機による攻撃です。
しかし、戦争とは、歩兵が制圧することが勝利の証です。
「日本はどうせ中国や韓国、北朝鮮と揉めてるんだから、このさい思い切り暴れてみてはどうかね? つーか、それこそ世界のリーダーだよ!」
などとおだてられているかもしれません。
が、アメリカにとっては日本がロシアと手を結ぶ可能性もあるわけで、ロシアもそこは狡猾に立ちまわるでしょう。
プーチンがもし
「なあなあ、北方領土とりあえず返すけどさ、もっと広い土地欲しくね? 俺達が北から叩くから、日本は海からやっチャイナ(by GOTOくん)!」
と森のオッサンに囁いたら・・・。
日本も世界を相手に商いをしているわけですが、自由になるマーケットはほしい。
かといって、むやみに戦乱を起こせば株価や為替の暴落リスクを呼びます。
ここが現代の冷戦の難しいところです。
そこで、とりあえず、右傾化した、という印象を持たせてしまい、アジア各国へにらみを利かす日本という印象操作が出来上がってしまえば、日本は官僚の発言や軍隊や艦船の移動だけで株価を上下できるわけです。
悪く無いと思います。
ちなみに、
週刊ニューズウィーク日本版 2014年 3/4号 [雑誌]
によると、最近の独裁者は、かつての独裁者と違って狡猾であり、民主化、経済自由化などで国をリードしつつ強権を発動する、とあります。
そのなかでもオールドタイプなのは、北朝鮮の金くんただ一人。
「北朝鮮政府はマフィアのようなもの」と考えればわかりやすいそうです。
国民が餓死しようが、自分だけ生き延びればいい。
つい先日も粛清が有りました。
そして、米韓合同演習に抗議して、今回は短距離ミサイルを日本海へ珍しく大盤振る舞い。
いやはや、まったく「2050年の日本列島大予測」が発売されからまだまだ歴史は大きくうねっています。
早くも改訂版を出したいくらいです。
とはいえ、2050年まではまだまだ時間があります。
ベースラインはおそらく変わりはないでしょうし、どこかのタイミングで局地戦もしくは世界に広がる大戦もあり得るでしょう。
世界と日本はどちらも独自に生き残ることはできないのです。
ぜひ、お買い求めいただければと!
2050年の日本列島大予測 (晋遊舎ムック)
<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-11782888481.html">集団的自衛権の行使へひた走る政権を予見した佐藤優氏のインタビュー</a>
2050年の日本列島大予測 (晋遊舎ムック)
もっとも保護者ヅラしてきたのは、向こうなんですけどけどね。
しかし「必要は法律を知らない」という格言があります。
実際、法律の解釈は必要に合わせてどんどん変わっていきますよね。
だから、憲法を改正しなくても戦争ができるわけです。」
もうひとつ、佐藤氏はインタビューの冒頭で「特定秘密保護法案」についてこう語っています。
「この法案の本質は「国家安全保障会議設置法」、つまり日本版NSC設置法の付録です~中略~要するに戦争するかしないかを決める機関です。
憲法を改正しないまま日本版NSCを設置することで、戦争ができることにした。
そういう体制になると、軍事秘密を守らなければいけない。
だから特定秘密保護法が必要だった。
本格的に戦争をするから、戦争に備えた形の秘密保全体制を取ることにしたんです。」
もう3回ほど取材させていただいておりますが、その鋭いインテリジェンスには毎回目からウロコです。
そして、取材するたび、語られたことが実際に起こるようなことが多々ありました。
2012年にこういうプレッシャーがあったということで、アメリカの姿勢はおそらく基本的に変わっていないと思われます。
なので、集団的自衛権を行使して、アメリカに向かってくるミサイルは直ちに叩き落としてもらいたいだろうし、日本付近で戦闘が起こるのであれば、日本、韓国と合同で迎え撃ちたい。
そもそも日本は中東へのアクセスを石油を輸入に依存している以上、自ら守る必要があります。
なのに、ガンガン攻撃出来ないのでは心もとないし、シェールガスが出ちゃったアメリカからすると「もう自分でやってくんないかなあ・・・・戦後何年経ったと思ってんだよ」と内心呆れているのかもしれません。
「日本には平和憲法があるから戦争が起こるはずがないと思っている方もいるでしょう。
しかし「必要は法律を知らない」という格言があります。
実際、法律の解釈は必要に合わせてどんどん変わっていきますよね。
だから、憲法を改正しなくても戦争ができるわけです。」
首相と官僚19人だけで変えようとしているので、さすがの公明党もこれには難癖をつけました。
憲法を改正しないまま日本版NSCを設置することで、戦争ができることにした。
そういう体制になると、軍事秘密を守らなければいけない。
だから特定秘密保護法が必要だった。
本格的に戦争をするから、戦争に備えた形の秘密保全体制を取ることにしたんです。」
いや、厳密には官僚でしょう。
そのため、有事に備えて万全の体制をとろうとしているのかもしれません。
これを決意させた敵方の確かな内部情報があるとしたら?
かつてのように日本から攻撃を始めることは無いと思いますが、いざ、敵と武力衝突せざるを得ない状況になった時、「ああ、これだから日本は!」と全国民がジタンダを踏む中、敵国に蹂躙されていくままにするのか。
それとも、事前の準備が功を奏して迎撃に成功するのか。
こればかりは、なってみないとわかりませんね。。。
<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-11782806549.html">日本人抹殺計画発動中! 殺人マダニ、PM2.5・・・やっぱり中国か!</a>
なんというか、昨日のニュースは日本の脅威が外から来ていることがよくわかるものばかりでした。
まずは殺人マダニ。
これまでに21人が死亡しています。
というと、「なんだ少ないじゃん」と思うかもしれませんが、あなた、マダニが原因で死にたいですか?
基本的にはこのマダニが媒介するウイルスが人を攻撃して死に至らしめるわけですが、このマダニは室内ではなく野外に住んでいるからまだマシかもしれません。
シカやイノシシが通る獣道や、田畑、あぜ道や裏山などに生息しています。
こいつに噛まれて重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を発症するというわけで、これまでは西日本を中心に見られていましたが、現在は全国に広がっています。
「このウイルスに感染すると、発熱や下痢、嘔吐、腹痛などの症状が表れる。さらには、頭痛、筋肉痛のほか、意識障害や失語などの神経症状などを引き起こすこともある。感染から発症するまで、6日~2週間の潜伏期間がある。」ということです。
これが普通のイエダニだったら、もうえらいことです。。。
また、これからはハイキングや公園で遊ぶ機会も増えるわけですが、マダニがそんな近辺にもゴッチャリ増えるとパニックです!
特に小さいお子さんなどが心配です。
そしてもうひとつPM2.5。今日も警報が出てやがるぞ、おい!!!
なんといまでは福島まで及ぶ範囲までが高濃度のPM2.5が!
※ハザードラボ 今日のPM2.5
http://www.hazardlab.jp/?map=pm25
より
放射線だけでもえらいことなのに、こいつはこいつで灰を傷つけるので、ぜんそく気味の方などは対応した目の細かいマスクが必要です。
中国では
「この空気を吸い運命を共にする」などと周のアほうがのたもうたようですが、おまえらだけにしてくれ。
日本にこないようにしてくれ。中国だけ勝手に死んでくれ、頼むから。
そもそも中国は石炭を使いまくっているのはもちろんですが、ガソリンなどの質も悪いのだとか。フィルターをどうにかしてくれよ。。。そこは日本の技術がちゃんとあるんだから!
どうせ自力で開発するつもりも、取り付けさせる気もないのだろうが、これに関しては素直に日本に泣きついてもいいのではないか?
2050年までには解決してほしいものだ。。。
「2050年の日本列島大予測」発売中です!
2050年の日本列島大予測 (晋遊舎ムック)
<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-11781356208.html">米韓合同軍事演習、北朝鮮はささやかな抵抗</a>
もう取り上げるのもアホらしくなってしまいました。
軍事演習があるというと「とんでもない事態になるであろうニダ」ととりあえず吠えてみせる北朝鮮。
いつもはなにもやらずじまいですが、今回はちょっとだけやらかしてます。
-------------------------------
北朝鮮警備艇が黄海で越境繰り返す 意図的か、韓国軍配備を強化
2014.2.25 11:53
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140225/kor14022511560002-n1.htm
韓国国防省報道官は25日、北朝鮮の警備艇1隻が24日夜から25日未明にかけ、韓国が黄海上の南北軍事境界線と位置付ける北方限界線(NLL)を3度にわたり越え、韓国側の海域に入ったと明らかにした。
国防省は、警備艇の越境は訓練などの一環として意図的に行われたものとみて、さらなる挑発に備え周辺海域の軍配備を強化した。
北朝鮮の艦艇は昨年、韓国側海域に3回入っていたが、今年は初めて。(共同)
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さあ、コレ以上の挑発もしくは実力行使に出るでしょうか。
演習では爆撃機も投入されているので、なにかあればそっこく平壌は火の海になるでしょう。
一方で米軍はその規模を1940年代まで削減するという発表を行いました。
アジアは引き続き重視していくそうですが、これで日本は自力での保守を敷いられるでしょう。
その前兆だったか、今朝の朝刊では、安倍政権ブレーンの「集団自衛権」を行使するための拡大解釈は可能という意見を取り上げていました。
「2050年の日本列島大予測」でも書きましたが、シェールガスが安く大量に採掘できるようになったアメリカは、ことエネルギーに関しては国内で賄えることになります。
大きな市場はグローバル化を求める上では必要でしょうが、国内の国民を食わすのに全てを回して内需をどんどん拡大して内向きになっても全然問題ないのです。
この前に待っているのが今日のいちばんめのエントリーで書いたようなゆったりとした終焉ならば、自国だけはしっかり飯食って国民の給料水準だけ保てばいい。。。
そんなところまで見越してるんじゃないかとも思えてきますが、軍需産業はこのままオバマを許すんでしょうかね。
暗殺される可能性もないとはいえませんが、こういうご時世なので時期選挙ではタカ派が買ってまた息を吹き返すかもしれません。
さて、久々に朝鮮にもふれたので、今日届いた見本誌をご紹介
嫌韓流2014 (晋遊舎ムック)
ちょっとだけお手伝いしました。
「2050年の日本列島大予測」もごひいきに!
2050年の日本列島大予測 (晋遊舎ムック)
<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-11781293080.html">2億5千万年前の大量絶滅、進行は早かった</a>
お待たせしました、滅亡ファンの皆様。
久々に過去の大量絶滅に関する研究成果がニュースにあがりました。
2億5千万円前の大量絶滅は、ゆっくり時間をかけて--それこそ数十万年--起こったのではなく、
わずか1万5千年ほどの間に起こったというのです。
人類は紀元前から合わせると、ちょうどアメリカに渡って南下しつつある頃でしょうか。
そこから、人類が今、我が物顔で反映するほどになる間と同じくらいの時間で滅びたというのです。
大絶滅の後、生き延びた生物から人類の祖先が二足で立ち上がり、ここまできたというのも
感慨深いですね。
これを現代に置き換えて考えるならば、今の異常気象がすでに滅亡への序章であり、今後
1億年前後をかけて滅びの道をたどるのかもしれません。
いや、すでに人類は地下の化石燃料をこれまでにない勢いで短期間で二酸化炭素として放ってしまったうえに、自然の循環に加担しています。
それが原因で数千年規模で起こるかもしれません。
生きている人間にとっては、代々ひどくなっていく、という感じで緩慢に感じるでしょうが、地質学的には瞬殺です。
2013年がなにもなかったからといって、危機はなにも去っていないことをお忘れなく!