<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-11156830144.html">観測衛星打ち上げで核ミサイル発射へ備える?イラン</a>
この人工衛星は重量50キロで、地表から250~370キロ上空の軌道を90分で1周する。およそ18か月にわたって軌道上にとどまり、撮影した画像データをイラン国内数か所にある地上局に送ることになっている。この衛星の計画は2年前に発表され、打ち上げが待たれていた。
イランが国産の人工衛星を地球周回軌道に投入したのは2009年2月、2011年7月に次いで3度目。これまでの2つの衛星は2~3か月間軌道上にとどまった。イランは今後数年間に7基の人工衛星を打ち上げ、2020年までに有人宇宙飛行を実現する計画を持っている。
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核兵器保有疑惑のイランが国産衛星の打ち上げに成功しました。
衛星は画像データを送るということなので、基本的には軍事目的の偵察衛星なのでしょう。
緻密な地図を作れ、リアルタイムでの画像を送信する。
核ミサイルの案内役としても期待できそうです。
報道によれば、これがイランの国産衛星では3つめ。軌道上にとどまる期間が短いので、軌道を修正する技術はまだまだというところでしょうか。
しかし、今後数年間に7つの衛星を打ち上げて20年までに有人宇宙飛行を実現したいとしています。
これが単に地球周回軌道上のものなのか、月へのものなのかはわかりませんが、有人でも無人でも衛星軌道上でたとえばアメリカをはじめイランに物申すうっとおしい国の衛星を叩く、ということは充分ありえます。
地表ではホルムズ海峡を封鎖する圧力をかけつつ、核兵器を着々と作る。ぶっ放す。
そして衛星軌道上では敵の目でもある軍事衛星をつぶしてしまう。もっともこれは、ロシアや中国なども同じ事をやりそうです。
最悪、衛星落とし、というガンダムな選択肢だってあります。原子炉ではなく、はじめから核廃棄物を満載してダーティボムとして大気圏に核物質を撒き散らすのです。
イランがそこまで強攻策をとったところで、あまり得はないでしょうが、噂されているイスラエルによるイラン核開発基地への空爆などがもし実行され、そこから泥沼の戦いに発展した場合は、わかりません。
石油の輸出ではホルムズ海峡経由に多くを頼る日本はそのときどうするのか?
軍事力の派遣なしで権利の主張はもはやできないでしょう。金だけ出して後方支援では虫がよすぎます。
決断を迫られる日は、そう遠くないのではないでしょうか。