<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-10257614647.html">四川大地震、285kmに渡って断層隆起が判明</a>
2008年5月に中国・四川省で起こった大地震。約9万人の死者を出した大災害から1年が経ちました。
先日公表されたのが、地震の元になった断層の隆起。
なんと、その規模は総延長285km! 東京から名古屋までの距離に匹敵する断層が隆起したということです。
厳密には4本の断層の総延長なのですが、調査では地下でつながっていることが確認されたとのこと。
そりゃあ、大地震になるわ。。。
いったい、どんだけの規模なんだ。
このエリア、地震直後には核施設もあったことから、地下核実験の失敗が原因という噂も流れました。
放射能や振動などで各国政府は独自に掴んでいたりするんでしょうか? もっとも、中国はそんな証拠を突きつけられたところで突っぱねるでしょう。
認めたらオシマイです。
プレート境界のせめぎあいのせいなのか、地下核実験なのか、それともダムのせいなのかはわかりません。
何にせよ、285kmに渡る断層の隆起を招いたことだけは確かなのです。
地震や気象を利用する兵器だけは勘弁してもらいたいです。
利用の結果がうまくコントロールできるとも限らないし、その結果がまた新たな災害や環境の激変を招きかねないですからね。
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図解入り記事>>http://mainichi.jp/select/today/news/20090508k0000e040079000c.html
2009年5月8日 15時0分 更新:5月8日 15時0分
9万人近い死者・行方不明者を出した08年5月の中国・四川大地震を起こした断層の全体像を、林愛明・静岡大教授(地震地質学)の研究チームが明らかにした。四川省を南西-北東に走る「竜門山断層帯」の3本の断層が、約285キロも隆起していた。3本の断層が隆起した高さは平均2~4メートルで最大6.5メートルに達したことも突き止めた。千葉市で16日に始まる日本地球惑星科学連合大会で発表する。
研究チームは、地震発生2日後から約10日間現地で調査、08年7月と9月にも被災地入りした。地表に現れた地震断層の分布形態や滑り量、地震被害に関するデータの収集・分析を進めた。
その結果、竜門山断層帯にある4本の主要断層のうち、これまでに隆起が判明していた「映秀-北川断層」の一部約250キロと、ほぼ並行して延びる「灌県-安県断層」の一部約130キロに加え、映秀-北川断層に並行した「青川断層」の一部約50キロが動いていたことが新たに判明した。4本の断層はいずれも地下では一つにつながっていることが地震波の調査で分かっており、地表の断層の長さは東京-名古屋の直線距離に匹敵する約285キロと分析した。【石塚孝志】