<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-11376782104.html">われわれはなぜ海に釘付けにされているのか</a>
さて。引き続き100年予測をつまみ読みしていたわけですが
911のあとに書かれた本ではありますが、311は予見していませんし、現在の日本の尖閣・竹島問題も当然
触れられていません。
それでも、こういう少し前に書かれた予見書や予言関連の本というのは、あとになって時間をおいてから読むのがまあ、楽しいわけです。
あたっている、その方向に言っている、などということがわかります。
で、この本では2050年に起こるアメリカVS日本・トルコ連合国の戦争も描いているのですが、これがまたSFかよというスペースバトルなのです。
アメリカは2030年ころから宇宙で情報管制や監視・兵器誘導・攻撃を加える衛星というかステーションを設置。これが地球に対してにらみをきかせているというわけです。
これを叩かない限り、戦争の勝利はありません。
これを読んでいてふと思ったのが、現在、われわれ日本が国境の海に気持ちも政治力も、また監視も集中している、もしくはされているのではないか、ということです。
これは中国も同様です。
100年予測のなかでは日本の宇宙開発力を高く評価し、アメリカをおびやかすほどになることになっているのですが、宇宙開発というのは、ケタ違いの予算がかかるものです。
311からの復興、除染に円高・・・いまの日本にそんな余力はなさそうです。
中国にしても国内の不満を反日で抑えこもうとしていますが、もともと中国は統一が難しい国で、統一されたかとおもうと地方から反乱が起こったり、外国がつけこんできたりを繰り返してきました。
それはまた、起こるだろう、というのがこの本のスタンスです。
なにせ地政学的の学者さんですから。
では・・・・たとえば自然の要害となる巨大山脈が消え失せたりしたらどうなるでしょうか?
これを一部でも絨毯を敷いたように消し去ってしまうのです。
爆弾で吹き飛ばすとあとには莫大ながれきが残るだけなので、たとえば、素粒子レベルまでに分解してきえてなくなるようなことが起こったら?
これはえらいことでしょう。
天然の要害がなくなることで侵攻がしやすくなり、供給路も伸びます。
もちろん、山がなくなることで地球の気象も大きく変わります。雨の降る地域も変わり、水をたくわえる山もなくなってしまう。川のでどころかなくなる。
こうした技術がもし開発されたとして、それが恫喝に使用されたら?
そんなことを考えてしまったのでした。
わくわくしませんか?