<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-11172066120.html">都心で震度7の可能性、では地下10kmだと?</a>
都心部、想定外の震度7も…東京湾北部地震で
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120220-OYT1T01259.htm
首都直下で起こる東京湾北部地震で、これまで想定していなかった震度7の揺れが都心部を襲う可能性があることが分かった。
文部科学省が進めてきた地下構造調査で、地震を起こすプレート(地球を覆う岩板)の境界が約10キロ浅くなる部分があると判明したため。国は新年度、被害想定と対策の見直しを始める。
東京湾北部地震は、国の中央防災会議が18通りの発生領域を想定している首都直下地震の一つ。震源は陸のプレートと、その下に沈み込むフィリピン海プレートの境界で、規模はマグニチュード(M)7・3。同会議が2004年に公表した震度分布の最大震度は6強だった。
しかし、大学や研究機関などが参加する文科省の研究チームが07~11年度、首都圏約300地点に地震計を設置し、地震波を解析した結果、東京湾北部のプレート境界の深さが、同会議の想定(30~40キロ)より約10キロ浅くなる部分があることが確認された。
(2012年2月21日03時14分 読売新聞)
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昨日の夜から今朝、と、ニュース番組やワイドショーではたちまち特集を組まれているわけですが、
首都圏で地下の構造調査を進めてみたら、プレート境界が従来考えられていたより10kmほど浅いところにある場所もあったと。
そうなると、当然、同じマグニチュードでも地上での破壊力が増すということです。
地下の構造調査は人工地震を起こしたり、広範囲のレーダーなどを用いるようですが、住宅密集地なので調査が難しいということもあったとか。
明らかになってよかったんだか・・・w
ちなみに、気になったのは、最近多い、地下10kmと震源が浅い地震です。
これはプレートの境界ではなく、単に地下の断層なのか、脆い所で起こっているのでしょうか?
海底、内陸のどちらでも見られますよね。
プレート境界ではないから大きな地震になっていないということでいいのかどうか。
昨日も茨城でおきた最大震度5弱の地震は内陸部でした。
震源は地下10kmでM5.1。
http://www.jma.go.jp/jp/quake/20120219145744389-191454.html
茨城気象台のページでは、太平洋プレートが沈みこみ、さらに
南部ではフィリピン海プレートが割りこむように沈むこむという複雑な構造をしていることが
解説されています。
http://www.jma-net.go.jp/mito/eq/outline.html
震度5弱があった震源は太平洋プレート側のように思えますが。。
「なお、陸域の浅いところで活断層による地震が発生すると、M7.0前後でも非常に大きな被害がもたらされますが、茨城県内ではこうした活断層はこれまでのところ発見されていません。」
とありますが、ページ自体は大震災以前の記述のようなので、震災で断層ができている可能性や断層ができようとしている(地下がよじれだしている)可能性もあるかもしれません。
いったい日本の地下はどうなっているのか、をワイドショーでも広くオジサンからおばさん、おじいちゃん、おばあちゃんまで知る、興味をもつのは良い傾向だと思います。
ダイナミックな地下の動きを考えると、それだけで滅亡ファンとしては興奮を禁じえません。
まあ、変態ですね。
変態の想像力を駆使して作ったのが、↓の本なわけですが。。
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