人類滅亡はまだっすか!?

滅亡大好きで、大爆発とジェノサイドに異常殺人も大好きな非モテが綴る絶望の誰得ブログ

<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-11142622795.html">ベテルギウス爆発より太陽系の太陽を心配しろ</a>

今年、ベテルギウスが爆発する、とでもいうかのように書籍や雑誌、ブログなどで騒がれています。

オリオン座のなかでも目立つ星だし、銀河系内と近場、しかもいびつな構造など面白要素満載なので

注目が集まるのもまあ、無理はありません。

本ブログでも取り上げていますし、その記事へのアクセスもいまだに多いです。

それはそれで、爆発すれば昼でも見えるような超新星として観測されるので大ニュースですが。。。

われわれの太陽がやばいことは、ご存知ですよね?

太陽は11年ごとに黒点の数が極大を迎え、観測開始以来からだと現在がサイクル24にあたります。

しかし、その直前には黒点がない異常事態がつづき、サイクル24への突入が遅れました。

黒点は太陽活動のバロメーターであり、そこからは電磁波が放出されています。

で、現在のサイクル24ですが、まだまだ黒点数は少なく思えます。

フレアは毎日のように観測されていますが、

地味に少なく感じませんか? 

地球の終わりblog~2012年になんかあるらしい~

つい先日もNHKEテレで、この以上について放送していました。

太陽活動に異変!? 地球への影響は?」

http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp372.html

「私たち生命の活動を支える太陽に、今大きな異変が起きています。これまで11年周期で増減を繰り返してきた黒点が、減ったまま増えない状況が続いているのです。これは太陽の活動が低下していることを示しています。実は、17世紀の後半にも同じような時期があり、その時は地球が寒冷化していたことがわかっています。今回の太陽活動の低下は地球にどんな影響を及ぼすのか?謎を解き明かそうとする研究者たちを追います。」

太陽黒点が少なく、太陽活動が低下しても、実は太陽光線はほぼ一定でたいしてかわらないことがあきらかになっています。

しかし、黒点から放出される電磁波が少なくなると、太陽風が弱くなってしまいます。

そうすると、太陽風の及ぶ太陽圏が、外宇宙から侵入してくる宇宙線を弾き飛ばさなくなるのです。

宇宙線は、宇宙のどこかで爆発した超新星からも発せられます。

これが地球の大気圏内にもいつもより数多く突入すると、イオン化された粒子とぶつかって

さらに粒子を集め、雲の核となるちりとなり、水蒸気をあつめてしまうのです。

つまり、結果的に雲が多くなる。

番組では霧箱実験で、宇宙線が水蒸気の満ちた箱の中で直線上の軌跡に沿って雲のようなものが出来る様子も放送されました。

これについてはCERNでも実験で確認されたとのことでした。

そんな時期にベテルギウスが爆発でもしたら、大量の宇宙線が地球に降り注ぐのは間違いないでしょう。

そして、それは雲を生成して、そのまま地球を氷河期に叩きこむ可能性もあるのです。

実際、有名な「マウンダー極小期」のように、世界中で寒冷化が進み、穀物など食物の不足などを

招いているのです。

ここで一冊の本を紹介しましょう。

眠りにつく太陽――地球は寒冷化する(祥伝社新書215)/桜井邦朋
¥777
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実はたまたまこの本を番組の前から読み始めていたのですが、番組ではこの本の内容と同じ

テーマをぎゅっと圧縮して示していました。

関連性を示すグラフなども豊富なので、より根拠が欲しい方にはオススメです。

この本ではあまり大きく触れていませんが、番組では太陽の磁極がひっくり返りつつあることを

紹介していました。

つまり、ポールシフトです。

実は太陽の場合、サイクルごとに極性がかわっていく特性があって、これが繰り返されています。

なので、珍しいことではありません。

ただし、今回は活動自体が弱まっている上に、ポールシフトも進行しつつあり、観測史上では

われわれが未体験の事態になりつつあるのは間違いないようです。

そもそも太陽についてはわからないことだらけです。

太陽の深部から表面に熱が上がってくるのに1000万年もかかるのですから、原因が

1000万年前にあったことを、いまどうしようもありません。

まだCMEがちょくちょく地球に放出されてるくらいのほうが「元気でいいね!」というレベルかも。

先の本によれば、実はマウンダー極小期を含め、観測史上、これまで5回の小氷期が大小

含めてありました。そのなかでも極端だったのがマウンダー期だったのですが、それを

上回る小氷期が・・いや、はっきりいえば氷河期がガチで来てしまう可能性はあるわけです。

反面、昨年は史上9番目に暑い年だったという報告もありましたが、もしこれが氷河期を隠すための

ディスインフォメーションだったとしたら・・・。

もっとも地球の気候は太陽活動だけに左右されるわけではありません。もっとも多い温暖化物質は

実は水蒸気です。雲の素、ですね。

これが大気に占める割合は炭酸ガスよりはるかに多いのです。

そして人類が増えたせいで進む開発で砂漠がが進むエリアも増えています。

それは大気の蛇行などに影響するため、人が多く住むエリアで異常気象をもたらします。

このへんの差別化がまた必要になるわけです。

話は変わりますが、霧箱実験を見ていて、ふと「ケムトレイル」を思い出しました。

これって。。。黒点がほぼなかったころに騒がれはじめてませんでしたっけ?

大量に降り注ぐ宇宙線の軌跡にそって雲が大量に生成されていたのが目立っていたのでは?

とも思えてきました。

地球の終わりblog~2012年になんかあるらしい~

あちこちから飛び込んできている宇宙線の軌跡にも思えます。

かなり長い距離を飛んでいるのは、宇宙線の強さなのでしょうか?

湿度が高い状態、上空で出来やすい状態などでも変わるのかもしれません。

可能性のひとつとして考えてみたいところです。

ということで、ベテルギウスもいいんだけど、われわれの太陽についても興味を向けたほうがいいという話でした。

過去の氷河期でも人類は生き延びたではないか、というかもしれませんが、大半は死んでいます。

1万5千年前には人類は1万人以下にまで減っているのです。

いま本格的な氷河期が来れば、70億人が食えるわけもありません。

半減はほぼ間違いなく、しかも、暖かい土地、食料、燃料を巡って戦争が起こるはずです。

アメリカが石油の確保に躍起になり、原子力政策を進めているのはそのためかもしれないのです。

京都議定書を批准しなかった裏にはそんな事実があるのではないかともすでに言われていますが。。。

そうした地球規模の危機がくることを警告するために「2012年人類滅亡」説が担ぎだされたのかも・・

考えてみると2012年に関する映画はほとんどがハリウッド発。

プロパガンダなのでしょうか?

太陽、また宇宙も含めた巨大システムに地球は組み込まれています。

このあとは、地球だけで地球の過去・未来を語ることはできないことがあきらかになっていくでしょう。

現在、そんな本の企画を構想中で資料を読み込んでいます。

企画が通ればみなさんに提示できると思いますのでお楽しみに。

決定版 2012年人類滅亡大図鑑/滅亡研究会
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