<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-11090590893.html">もんじゅ廃炉検討へ。しかし</a>
原発相、もんじゅ廃炉も含め検討 エネ政策見直しで結論 (2011年11月27日午前9時19分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpowermonjuresume/31722.html
細野豪志原発事故担当相は26日、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)と関西電力大飯原発(おおい町)を視察した。視察後、もんじゅについて「一つの曲がり角に来ている」と記者団に語り、政府の提言型政策仕分けの評価結果も踏まえ、廃炉を含め抜本的に見直す考えを示した。細野氏は福井新聞社の取材に応じて「全体の絵がない中で、もんじゅだけ結論を出すことはやるべきでない」とも述べ、来年夏をめどに結論を出すエネルギー政策全体の見直しの中で方向付けるとした。
もんじゅをめぐり20日の提言型政策仕分けでは「もんじゅを用いた高速増殖炉の研究開発の存続の是非を含め、従来の体制・計画を抜本的に見直す」と評価された。中川正春文部科学相は、来年度予算で40%出力確認試験に備えた対応調整費約22億円の計上を見送る考えも示唆している。
福井新聞社の取材で細野氏は、高速増殖炉の研究開発が当初の計画から長い年月がたち、設備が老朽化している点などを挙げ「(抜本的な見直しを行うべきだとの厳しい見方は)現実として受け止める必要がある」とした。
一方で「国際的なエネルギー(確保)の問題や廃棄物を減らしていく観点から高速炉の可能性は決して失われてはいない。曲がり角というのはゼロか1かということでは必ずしもなく、いろいろな可能性を考えていく余地がある」と含みを持たせた。
さらに「もんじゅの検討は全体がパッケージでなされなければならない」とも説明。使用済み核燃料の再処理、放射性廃棄物の処理などを総合的に検討する必要があるとした。
細野氏は国のエネルギー政策を検討する上で、長年エネルギー政策を支えてきた原発立地地域の声を聞くことも大事だと強調した。(竹内史幸、野田勉) ------------------------------------------------
原発労働者となって潜入したルポ「原発ジプシー」でもすでに事故が多い、管理が杜撰、という労働者たちの声をとりあげていた「もんじゅ」。
記事でも指摘されているように、ここはもう老朽化が著しいのです。
投下した金を考えてなんとかだましだまし稼働させようというのでしょうが、そもそも維持費に金がかかりすぎ。
家電でも古いものより新しいものを買ったほうが壊れないし、電気代も安くつくと・・。
まして原子炉です。
1985年に工事着工されていますが、構想はそれ以前のものです。つまり、設計が古いのです。
基本的には研究開発用の実証炉がメインですが・・・可動開始以来事故ばかり。停止・点検のために存在しているんじゃないかと思えるほどです。
もちろん、それでも企業にもまわりのなんたら委員会、そして地元にはお金が落ちます。
消費した以上の燃料を生み出すという高速増殖炉の研究用という名目なので、
東芝、日立、富士電機、三菱重工が金を出しあっていますが、存在させておくだけで金が入ると。
しかし、いよいよそういうわけにいかなくなるかもしれません。
もっと新しい技術で、最新のもんじゅを作りなおすこともできるでしょうが、現在の日本では受け入れが難しいかもしれません。
でも世界的に、この技術の原子炉はどれも体を余儀なくされているわけで。。。これ以上金を突っ込んでも無駄なのかもしれません。
おまけに、日本中に予想以上のセシウムが降っていたことも明らかになりました。
東京もだいぶやばいことがわかります。
しかし、まだ人々は逃げない・・・いや、しかし、この数値がそもそも本当なのかも疑わしく思えてきます。
同時期に出てきたのが、未来から来たジョン・タイターが予言した未来の日本図です。
まさにこれになりそうではないですか。
福島第一原発では、まだ高濃度の放射能が計測されているわけですから。
それに、また何かないとは言えません。
その引き金が再び起こるという大地震かもしれません。
すると、この未来の日本図が現実味を帯びてくるわけです。
まあ、タイターの予言は外れているものもあるのですが・・それも世界線が違うということで、要するに違う選択がされている世界のことを指していると。
多元宇宙論など、素粒子論から導きだされた世界では、それでも世界はある傾向に収束するのではないかと言われていますので、世界線が違っても似たような事態が起こることは考えられます。
そのへんのことが身近な例で体験できるのが、「シュタインズ・ゲート」です。
タイムトラベルに使うタイムマシンはCERNが開発しているとされていますが・・・
さて、どうなりますか。
まもなく重版、発売されます!