<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-11062336885.html">惑星以前の微惑星ルテティア</a>
101キロ×121キロ×75キロの大きさを持つルテティアは、惑星誕生前に存在する微惑星だったようです。
ご存知のように、惑星はこうした微惑星などがぶつかりあって融合して大きく成長しました。
惑星になりそこねたものは、原初の姿のままいまも太陽系をさまよっているわけですね。
「微惑星は長い年月の間にほかの天体と衝突して粉々に割れ、小惑星となる。このような小惑星は数百万個あるが、大型の微惑星の数は比較的少なくなっているという。」
ということですが、このような微惑星は、もちろん、現在の惑星と軌道が交差してぶつかる可能性はあります。
太陽系内であちこちの惑星の引力にも引かれるでしょう。
地球ができてから爆撃期とよばれる、大量の小惑星などが激突した時期があったことがわかっていますが、そのときにも、このような微惑星がいくつか降り注いだのでしょう。
微惑星はほかのかけらよりも高密度。地面にぶつかったときの衝撃も大きそうです。
いずれ、このルテティアもどこかの惑星に激突して星の一部になって思いを遂げるのかもしれません。