人類滅亡はまだっすか!?

滅亡大好きで、大爆発とジェノサイドに異常殺人も大好きな非モテが綴る絶望の誰得ブログ

<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-10897357553.html">天災は天災</a>

数日前、阿蘇山の噴火についてエントリーしましたが、これと陰謀というキーワードで来訪する方が増えています。 あのですね・・・阿蘇山は別に陰謀などなくてもこれまで噴火してきたわけですよ。 人類などいなかった時代から。 地球の冷えた地殻のすぐ下はマントルだし、その下は高圧でどろどろ。 地球は冷えた岩の塊でないことを理解していますか? で、地球は地質年代の頃より落ち着いてはいますが、ダイナミックに8000m級の山を海底から押し上げてつくってきたりしています。 いまの世界地図だって、もとはひとつの超大陸が割れて移動した結果で、移動はまだ続いています。 1万年もすれば、だいぶ地図は変わっているはずです。 巨大地震や、それが起こったばかりで大噴火というのは仕組まれているように思えるかもしれませんが、古来起こっていたことが、たまたまいまの私たちが生きているときに起きただけのことです。 神の仕業でもないし、天罰でもない。 単なる地球の営みです。 陰謀ですべてを片付けようとするのは、もう自然に対して人類が上から目線で思い上がっている証拠です。 なにもかもをコントロールできるほど人類は力を持ち合わせていません。 陰謀説は、人がやっていることだから、なんとかできるのではないか、という一種の安心感も与えてくれるかもしれません。 しかし、自然は陰謀などよりもっと過酷です。 というか、地殻に乗っている生物のことなど関係ない。 陰謀論を研究する前に、まず地震や噴火、津波のメカニズムを学びましょう。そして、これまで地球上で起きてきたことを・・・地学・・・を学んでください。 陰謀などでは起こりえない、それ以上のことが起こっています。 数百キロ単位で圧力がかかってねじまがる分厚い地層、しかもそれが横倒し。 地層に残る噴火のあと、津波などのあと、過去、遠浅だったり深海だったところが8000メートル級の山頂に押し上げられる。 デカントラップのような何百万年と噴出された大量の溶岩。 人類の産まれたアフリカの地溝帯も地球が切り裂かれた場所です。 日本では伊豆半島は遠洋から本州に移動して衝突しました。 また、氷河期ともなれば厚さ数キロの氷が大地を埋め、山を削ります。 つまり、自然の力のほうが圧倒的なのです。陰謀なんてチンケなものはせいぜい外交とかマネー戦争、実際の戦争、小レベルでは政治のかけひきといったレベルでしかコントロール出来ないでしょう。 なんでもかんでも陰謀のせいにするのは、もうやめませんか? 決定版 2012年人類滅亡大図鑑/滅亡研究会 ¥550 Amazon.co.jp