<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-10859563843.html">レベル7に万テラベクレルとか戦隊ものですか?</a>
とうとう出てきた・・・万テラベクレル・・次々と単位を塗り替えてきて、一気にテラ超え。
ちなみに、テラベクレルは1兆ベクレル。10の12乗です。それにさらにゼロが4つと。
ベクレルは1秒間での放射線の強さで、実はテラベクレルは、放射能界隈ではそう珍しいものではないようです。
wikiのベクレルの解説ページに立ち返ってみましょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%AB
要は、一秒間に崩壊する原子核の数、ということです。崩壊時に放射線が放出される。
ラジウム226で3.64×10の10乗ベクレルです。
ややこしいのは、今回の発表が総量であるのか、報道もあいまいにごまかしちゃってる件。
数字だけでとらえると絶望的な感じなのですが、まずは上記をふまえたうえで、少し落ち着いて考えると、まだごまかしが続いているように思えるわけです。
保安委のサイトでのニュースリリースは、トップページに見出しすらなく、奥深くに埋もれるように隠れています。
http://www.meti.go.jp/press/2011/04/20110412001/20110412001.html
ためしにトップからたどりつこうとしてみてください。ヒドイ分かりにくさです。
しかも詳細はPDFのみ。
で、そのなかにあるチェルノブイリとの比較データです。
チェルノブイリにならぶ、とニュースでは連呼しているわけですけど、これも評価としては長期に及んでいるためという点もあるようですから、この数値を信じるのであれば、たしかにまきちらかした放射性物質はチェルノより少ない。マスコミもたいがいにせえよ、という気がします。
当ブログではその性格上、いつもは「これで滅亡だ」といろいろなニュースをクリップしていますが、こと福島原発の事故に関しては報道のあり方や一次情報のあやしさ、わからなさもあるので、慎重に見るようにしています。
というのも、目の前で行われているのが情報操作以下のまやかしだからです。
国民はいろいろ調べられねーだろ、とでも言わんばかりに次々と数値や単位を変えて提示して、詳細はほとんど解説なしの一次発表源。
そしてマスコミは視聴者や購読者の目を引くために数字(ベクレル騒動での何万倍とか)や、比較対象・・・スリーマイルやチェルノブイリと無理に比較した見出しをたててきます。
見出しだけ斜め読みしてしまう読者も多いので、これは危険です。
さらに後出しの政府と東電やら保安いやら・・・
また、ネットには陰謀論なども花盛りですが、それに乗る気もしないのです。以前にも書きましたが、人間のやったことで滅びる、なんて面白く無いからです。
放射能だ、コワイ、というのもあまりにも無策であります。
で、今回の事態はこのあと、どうなっていくのでしょうか?
いやな予感がしているのは、今回の震災で、津波と地震でメタメタに破壊されてしまった地域、そして福島原発がこのあとさらにひどくなって、関東も含めて日本人のなかにその地方の人間をうとんじるような空気が出てしまうのではないか、ということ。
さらにこのあとで連鎖で東海・東南海と大地震があれば、本州は壊滅的なダメージを負います。
ほかの原発がいってしまう可能性もあるでしょう。
そこで、関東以西にも海外の救助が入る。
東京・大阪・名古屋が壊滅的なダメージを受けた場合が心配です。
そうなると日本を一時的に数カ国で共同統治しようという案も浮上するかもしれません。
最近、ちらちらと頭をかすめるのは、以前にも紹介した、日本分割当治案の地図です。
これにアメリカを加えてアップグレードする・・・
浮かびだしたのは、計画停電のころ、関西でも節電を、というチェーンメールが回った時でした。
東西で異なる周波数が引っかかったのです。
もちろん、それが金をもたらすからであることは、すでに指摘されているのですが。。。
日本のことばかりちまちま考えるのも嫌なのですが、今回は福島原発が世界でも驚異となっています。
レベル7報道で、さらに反応はヒステリックになり、海外でも日本のせいで死ぬことになるのではないか、と考える人も出るでしょう。
コトはそこまでではないと思いますが、いま、現実として世界のひとにとって日本が滅亡の原因でもあるわけです。
これに無能な政府と、いまだに保身となにもできない東電などの上層部が絡むのだからたまりません。
各国とも、この無能どもを押しのけてでも処理に乗り出したいと思っていることでしょう。
無能で阿呆でこの事態で自分のこと優先の奴らのせいで滅亡とか、隕石衝突のほうが数万テラ倍ましです。
つまりは、そういうことです。こんな形での滅亡はゴメンなのです。
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