<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-10851273711.html">破滅の予言はあたったのか?</a>
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とかを出してこんなブログをやっている自分が言うのもなんですが・・
いま、ネットでは「予言があたった」「すごいひとがいる」などという噂も見かけるようになってきました。
また、宗教関係なのでしょうか、その予言の書が当たっているなどという宣伝も見かけます。
子供の頃、ノストラダムスの大予言などにすっかり怯え、やがては待望するようになっていた自分ですが、よくよく考えるまでもなく、ノストラダムスの予言は非常に曖昧でした。
というのも、意味がある文章であると主張したのは、後世の人間だからです。
そして事実が起きてからあとづけで「これがその予言だ! 的中した!」と意味をつけます。
さらに、近未来のこともさしているのではないかと推測するわけです。
その場合、預言書には意味深な言葉と、年月を示すような数字や構成があればなおよいのです。
ノストラダムスの場合も章立てや詩の番号をそのままではなく、さらに足したりかけたり、数秘術などを持ち出して無理やりあわせる始末でした。
このあたりは、宗教的な預言書の場合は神秘性や書いた人間の死んだ日や生まれた日、さらには聖なる日などいろいろ付け加えられるので有効です。
さて、しかし、最近のネットで見かける予言というのはもう少しストレートで、
「○月○日に○地方に震度6以上」
などというものが多いようです。体感的なもの、ざわざわするなどという方が多いようですね。
この体感予言もすげえ!
と思うかもしれませんが・・・実は、こうした体感予言は毎日のようにどこかで誰かが記しています。
毎日書いていれば、地震の集中する日本であれば、まあ、けっこう当たるでしょう。
遠い海洋で起こる地震もあります。
ここ最近は大地震の余震であまりいいサンプルにならないので、地震が起こる前一年ほどをサイトやSNSなどで検索してみるといいでしょう。沢山の方が「嫌な予感」を書き連ねています。
ではそれが破壊的な大災害だったかというとそうでもありません。
でも、こまめに書き続けていれば、いつかは当たるでしょう。
たまたま、合致する記述をみつけて「当たった!」「すげえ」ということも出来るでしょうが、当たらなかった多くの予感はどう説明するのでしょう?
そもそも地球上で大地震が起こること、氷河期が来ること、過剰に温暖な時期が来ること、そして生物の大半が死滅すること、大陸の形がかわることも、すべてこれまで起こったことなのです。
いま「氷河期が来る!」と予言しておけば、1万年後には的中している、スゲエと言われるかもしれません。
いまの地球がどうやってできたのか、生物はどう滅び、進化してきたか。地質年代に起こったことを振り返れば、それは予言の書にも見えてきます。
●地球の歴史 シリーズ動画
http://www.youtube.com/view_play_list?p=302A953AFD51EB24
シリーズ3
●ゴンドワナ大陸シミューレション
確かに、予言は魅力的です。
明日どうなるのか、我々はどう死ぬのか? それともアセンションとやらで救われるのか?
それがわかれば、大災害にも備えることが出来ます。
為政者にとっては、起こることを隠して神の子のようにも振舞うことが出来るでしょう。
それはそれで、決定的な格差をもたらすのですが・・・政治家などが予言や占いに頼るのは
そういう一面もあるというわけですね。
HAARPのような兵器は、人工地震や気象コントロールで予言ではなく、実際に天変地異を起こしてしまうという意味では、為政者にとって予言並に貴重であるということになります。
実際のところ、本当なのでしょうか?