<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-10772104861.html">チェニジアの変革でアラブ諸国は火種になるのか?</a>
Facebookも大いに市民の革命に力を貸したことで注目されているチェニジアの大統領逃亡劇。 長期独裁の続く周辺のアラブ諸国ではこの飛び火を警戒しているようです。 ----------------------------------------- 「革命の輸出」警戒=チュニジアからデモ飛び火―アラブ諸国 2011年01月17日 http://news.toremaga.com/politics/foreign/306656.html 民衆デモを契機にしたチュニジアのベンアリ政権崩壊は、同国を代表する花にちなみ、「ジャスミン革命」と呼ばれ始めた。中東各地でこの政変の影響を受けた反政府デモが発生するなど、ポーランド民主化に端を発する1989年の東欧革命になぞらえる見方もあり、アラブ諸国の強権的政権は、ドミノ現象による「革命の輸出」に警戒感を強めている。 ◇首脳退陣を要求 「われわれもチュニジア人のように苦しんでいる」―。チュニジアの民衆デモの原因となった物価高騰や高い失業率は、アラブ諸国に共通する問題だ。国連食糧農業機関(FAO)が発表した昨年12月の食料価格指数は、統計開始以来の過去最高を記録。砂糖など食料の国際価格が上昇しており、物価高が貧困層を直撃している。 16日には、各地で政府を批判するデモが発生した。ヨルダンの首都アンマンでは、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団系の政党の党員ら3000人以上が議会前でデモを展開し、リファイ首相の退陣を求めた。 サレハ大統領の強権による統治が20年以上続くイエメンでは、約1000人の学生が首都サヌアの通りを行進。「詐欺的な指導者打倒の革命」を呼び掛け、横断幕に「打倒される前に立ち去れ」と掲げて、大統領退陣を求めた。 チュニジアに隣接するアルジェリアでは、職を求めて地元市長を訪ねた男性が、要求が受け入れられなかったことに抗議し、焼身自殺した。チュニジア政変の端緒となった青年の焼身自殺に触発されたとみられる。アルジェリアでも過去数週間に食料価格上昇に反発する暴動が起き、数人が死亡している。(続) [時事通信社] ------------------------------------------
アラブ人国家は上の地図のとおり。チェニジアは北アフリカ側です。
リビアとアルジェニアに挟まれた小国です。
周辺の長期独裁が続く国に取っては飛び火が恐怖でしょう。
長期独裁ならではの利権もありますが、新たに政権を立てて国をデザインしなおすことができれば、既得権を崩壊させて新たに権利を吸うことができるようになります。
そっちのほうがおいしい、そう考えている先進国も多いのではないのでしょうか。
アラブ諸国が新たな火種になるのかもしれません。