人類滅亡はまだっすか!?

滅亡大好きで、大爆発とジェノサイドに異常殺人も大好きな非モテが綴る絶望の誰得ブログ

<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-10771018225.html">深海の資源、原初の生命を探る</a>

実は先週金曜のETV「サイエンスZERO」で取り上げていたしんかい6000による、深海の熱水噴出孔と海底面とその下の探査ネタを取り上げようと思っていたのですが、この記事があったので便乗です。 番組内容はこれでした。 「熱水噴出!深海に生命を探れ!」 http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp332.html 水深1000mを超える深海底から300度以上の熱水が噴き出す「深海熱水噴出孔」。太陽光が届かず、高熱・高圧・低酸素という過酷な環境にも関わらず、純白のエビや貝、チューブワームなど、独自の生態系が存在する事が知られている。さらに最新の研究から、この熱水噴出孔こそが、地球上で生命が最初に誕生した場所として、また豊富な鉱物資源が眠る場所として大きな注目を集めている。

去年9月、沖縄の近海で、日本が誇る最新鋭の掘削船「ちきゅう」と無人探査機「ハイパードルフィン」による熱水噴出孔の調査が行われた。熱水噴出孔周辺に暮らす生物の捕獲調査と、その直下に広がる熱水の源流に未知の生命体を探る世界初の調査だ。

熱水噴出孔の下には、熱水のエネルギーだけで生命を維持する地球最古の微生物が存在し、陸上に匹敵する巨大な生命圏を形成していると考えられている。これまで暗黒だと思われてきた海底下の生命圏を世界で初めて証明できれば、38億年前に誕生した生命の起源解明にもつながるという。

また、掘削された地層の中からは、金、銀、銅、亜鉛、更にゲルマニウムガリウムといったレアメタルを大量に含む鉱物資源が発見され、資源問題を解決への期待も高まっている。

世界各地から総勢40名近く集まった大規模な科学調査を密着取材。世界で初めて明らかとなる深海熱水噴出孔直下の世界に迫る。

熱水噴出孔はずいぶん前にNHKでやはり調査の様子をやっていたときに見たのですが、なかなかスゴイです。

エビやカニの群れもすごいですが、それ以上に衝撃だったのが、チューブワーム。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%B1%E6%B0%B4%E5%99%B4%E5%87%BA%E5%AD%94

地球の終わりblog~2012年になんかあるらしい~うじゃうじゃいます。。。近寄ってみると

地球の終わりblog~2012年になんかあるらしい~ こんな感じ! ひー。

チューブワームに限らず、熱水噴出孔のまわりの生物は、硫化水素やメタンもエネルギー源として使用します。

いうまでもなく普通の生物には猛毒です。

これを体内や殻の周囲に寄生するバクテリアや微生物が取り込み、その微生物を食ったり、排泄物を食うというシステムを持っていたりするのがユニークです。

光の届かない深海では熱水噴出孔は高い水温でエネルギーをもたらすとともに、火山性の噴出物を豊富に輩出しています。もちろん重金属も。そのため、深海でもこのまわりにはバクテリアや微生物が群れているのです。これを食うためにさまざまな生物が集まってくると。

太古の地球では、地球を埋め尽くしていた海があり、さらに火山活動なども現在と比較にならないほど活発でどろどろでした。海のあちこちにこのような熱水噴出孔が、大きな規模であったはずです。つまり、生命が生まれる原初の状況に近い。

そして、実際に原初の生命を探そうというプロジェクトなのです。

熱水噴出孔で原初の生命が誕生した、という説もあるほどです。

いろいろ批判はあるでしょうが、可能性のひとつとしてありうるでしょう。

現在の地球上の生命が一掃されたあと、生命はこの過酷な環境で生き残るかもしれません。

地殻津波で一掃された場合は厳しいですが、地上の生命がいなくなっても、地下や深海でバクテリアは過去にも大絶滅を生き延びています。

熱水噴出孔付近には、鉄のウロコを持つ貝も生息しています。豊富な噴出物を利用しているわけです。

次の生命の進化では、このような鉄の皮膚を持つ生物とか、レアアースメタンハイドレードを必須にするような生物が進化すると面白いですね。

NASAの例の会見で生物の自由度も高いことが分かっています。

それと、熱水噴出孔の環境は、たとえば木星の衛星・イオやエウロパのような場所でも氷の下の世界で生命のコロニーが存在する可能性をも示俊します。

重金属でできた体の異星人が地球に降り立つ日がくるかもしれません。

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