<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-10675261195.html">ロシアで紀元前16~14世紀に栄えた未知の文明遺跡</a>
ロシアで未知の文明! といっても、場所は黒海とカスピ海に挟まれた山脈のなか。シベリアの方とかだったら、さらにすごい発見なのですが、山岳地帯の高地にある遺跡。しかも紀元前16~14世紀ごろというから、相当な古さです。
その頃は世界で何があったかというと、イタリアのサントリーニ島の爆発、黄河では殷王朝成立、ヒッタイト王によるバビロニア攻略、古代エジプトでは第14王朝の終わり・・と世界のあちこちで文明が勃興し、交流していた頃です。
場所的に、高地を選んだのは敵から逃れる意味もあったのでしょうか。
黒海とカスピ海の間にあるカフカース山脈は、アルプス・ヒマラヤ造山帯に含まれる新期造山帯で、5000mを越す山々がつらなります。
wikiではギリシャ神話にもうたわれた場所とあります。
「カフカースは世界を支える柱のうちのひとつで、ゼウスがプロメテウスをつないだ場所」
なんともスケールのデカイ・・それだけ、急峻な場所として認識されていたことになります。
それでも、ここを抜ければカスピ海と黒海を行き来できるのですから、文明が栄えるのには良い場所だったのでしょう。
場所的に、ノアの方舟伝説を思い浮かべてしまいますが、このあたりにいまになって未知の文明の遺跡が見つかるわけですから、他にも可能性はありそうです。
この文明の主はどこから来たのか・・・高地から来て降りていったのか・・
それとも滅ぼされたのか・・。
古代文明の終焉を知るのは、いまの我々にも貴重な教訓になるのです。