人類滅亡はまだっすか!?

滅亡大好きで、大爆発とジェノサイドに異常殺人も大好きな非モテが綴る絶望の誰得ブログ

<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-10482315406.html">メガクェーク第4回:都市を襲う大津波</a>

昨日はNHKスペシャル・メガクェークの第4回放送でした。

その前の昼には福島沖で大きな地震もありました。そのとき、ちょうど、近所のホームセンターの電球売り場にいたのですが、しゃがんでいたので「揺れてる感じ」がする錯覚かなーと思ったら、目の前の商品が揺れてる・・!

真上にはたくさんの照明が・・・! 大地震が来た時に痛い目に合いそうな場所にまさに居たのでビビりました。

揺れも結構長かったので、遠い場所なのだろうと見当をつけていたのですが、大地震ならこの後、強烈なのが・・・とも想像しちゃいますよね。

そんな日のNHK特集・メガクェーク・・・・w 出来すぎです。

この日のテーマは都市を襲う津波です。

日本でも先日、チリ地震に伴なう大津波警報で大騒ぎとなりました。

プレート境界に沿って大陸や島が並ぶ環太平洋沿岸は、いつ大津波に襲われてもおかしくないのです。

津波はプレート境界のずれに伴って海面が持ち上がって生じますが、20万人の死者を出したスマトラ沖地震では、ひとつの断層のずれだけでは考えられないほど大きな津波だったそうです。

そこで浮かび上がったのは、プレートそばにある分岐断層のズレです。プレート崩壊に伴って、近くにある分岐断層もズレ、それが津波の高さを増す原因になると・・・・これはどのプレートでも起こりうる現象なのです。

さて、環太平洋の沿岸部には大都市がいくつもありますが、巨大地震によって5mどころか10mを越す大津波が襲う危険性がどの都市にもあります。

巨大地震、そして大津波は低頻度なので、近代都市でその恐怖をまともにくらった都市は少ないのですが、これから先はそうもいきません。

その中でも危ぶまれているのは、日本です。南海・東南海・東海の連動巨大地震・・・700kmに渡るプレート境界が崩壊すれば、5~10mもの大津波が沿岸を襲います。

そして、過去の地層調査から、そんな大津波は最短で300年周期で起こっていることがわかりました。前回からもう、300年近くが経過しており、いつ起こってもおかしくない。。。。

ということで世界中の学者から注目されてます(おい!)

スマトラ沖地震では、都市を襲う大津波の様子がビデオなどではじめて記録されましたが、その解析から、都市部で特有の津波被害もあきらかになりました。

そのひとつが「縮流」です。

パニック映画大好きな方なら「ディアフター・トゥモロー」や「2012」で都市に襲いかかる大津波のシーンを観ていることでしょうが、津波は都市の区画にどんどん侵入していきます。

そのさい、津波は大きな通りだけでなく、区画に沿って脇道にも侵入します。やがてそれは大きな通りの本流にぐるりと回って合流、本流は勢いを増すのです。

スマトラ沖の場合、初速は7kmだったのが、縮流によって20kmの時速まで加速、さらに水の高さも増しました。

また、都市部では津波でたくさんのモノが流され、それも凶器となって人を襲います。

家も根こそぎ持っていかれ、クルマも流されます。その奔流に巻き込まれれば、泳ぐことなどかないません。

こうした都市を襲う大津波がやってきたら・・・・

すぐそばに高地がない沿岸部では構造のしっかりしたマンションやビルなどに避難するしかないでしょう。

低頻度でも、過去、何回も環太平洋エリアではこうした大津波に沿岸部が現れたことは明らかになっています。

こうした記憶が、世界中に残る洪水伝説を生んだのかもしれませんね。