<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-10475688257.html">国家の破綻</a>
戦後初めて借金まみれの予算を組んでしまった日本。
今日の朝日新聞では、そんな状態が続くとどうなるかのシミュレーション記事が掲載されました。
Webには掲載されていないのですが。。
おそらくはこれから十数年後の日本。
大量に発行した国債の投げ売りが始まり、経済は大混乱。
IMFの緊急融資を受けるまでに凋落する日本。
国民は預金封鎖を恐れて銀行に預金引き出しに列をなし、紙くずになるかもしれない紙幣に変わり、貴金属を買い求める・・・
現実に、いま、ギリシャの破綻危機が起こっていますが、この調子で国債に頼る予算を組んでいれば、試算によれば10年ほどで限界を超えてしまうとも。
いまの日本は経済大国ですが、その国がIMFの緊急融資を受けるほど落ちぶれることなどないだろう。。。
などと甘く考えてはいけません。新興国は日本を蹴り落とす力を蓄えつつあります。増税が進めば、企業も税金の安い海外へ逃げていきます。
新興国の企業に吸収合併されることもあり得るのです。税金の払い手がいなくなっても国家予算は必要。
さて、最後は国ごとどこかに買われてしまうのでしょうか?
国力の弱った日本に攻めて来る、どこかの大国。。。。
また、そんなタイミングで大都市圏を襲う巨大地震が起きたら?
HARRPが日本にそれを引き起こすかもしれません。
ズタボロになった日本を国連が統治する、そして、復興に名を借りた合法的な占領が始まるのです。
巨大地震や小惑星激突、そして温暖化などとは別の、人為的な采配ミスによる国家の破綻。
ただちに人類が滅亡するわけではありませんが、かなりいやな未来です。
いま、「100年後の予測」を読み始めたのですが・・・
この本の冒頭で、たとえば1900年。ヨーロッパが世界を征服していた頃、アメリカはそんな力もなかったし、一般庶民には世界大戦でのアメリカの台頭、そして現在の世界を予想はできなかったのです。
また、2000年の時点では大規模な戦争、世界の火種も数えるほどになっていたのが、翌年の911テロで様相は一変してしまいました。これも、まさかの大事件でした。
でも、どれも系統立てて考えていけば起こりうることは予測できた、とフリードマン氏は語ります。
そして、今後20年でも大きな変化が起こる。
21世紀中盤にはその流れの中で大きな戦争が起こるだろう、とも。
その戦争はこれまでにない武器が使用され、皮肉にもそれが次世代エネルギーの開発につながるとも。。
20世紀も、同じように大規模な戦争で世界の勢力図は塗り替えられ、戦争で科学は飛躍的に進化しました。
21世紀の戦争は、かつての大国で現在はなりをひそめている国が鍵になるようです。
そして21世紀末にもさらなる戦争が起こるかもしれない。。。。
まだ読み始めたばかりですが、「人類滅亡大全」とは違って現実的です・・・w
自然災害などの面ではなく、人類が、世界がどう動くのかを綿密に検証しているのでまったく性格は異なりますし、フリードマン大先生ですから。
ただ、チリやハイチの大地震などを見ると、こうした自然災害で社会が大打撃を受けることも分かります。
これを予測に組み込むのは大変ですが、各地で大地震が起こっていることから、21世紀が地殻変動活発化の世紀になったとしたら、世界の未来はさらに混乱を極めることになるでしょう。
そういえば、今日はNHK特集「メガクエーク」第三回の放送がありますね。
これは観ておかないと!
過去の放送分を見逃したかたには、ビジュアル豊富なこの本がおすすめです!
あわせて「人類滅亡大全」も読むと怖さ倍増ですよ!