<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-10430952410.html">赤色巨星ベテルギウスに爆発の兆候</a>
冬の空でもひときわ目立つオリオン座の向かって左肩部分で赤く輝く赤色巨星ベテルギウス。
この恒星が、いつ爆発してもおかしくないほど不安定になっているということです。
まずは記事から。
ベテルギウスに爆発の兆候 大きさ急減、表面でこぼこ
ベテルギウスの表面。明るい部分は盛り上がっていて、周囲よりも温度が高いとみられる部分(右下の棒の長さは、見かけの角度で0.01秒角)=米航空宇宙局(NASA)、パリ天文台提供
オリオン座。左上の明るい星がベテルギウス=沼沢茂美氏撮影
オリオン座の1等星「ベテルギウス」で、超新星爆発へ向かうと見られる兆候が観測されている。米航空宇宙局(NASA)が6日に公開した画像には、星の表面の盛り上がりとみられる二つの大きな白い模様が写っていた。この15年で大きさが15%減ったという報告もあり、専門家は「爆発は数万年後かもしれないが、明日でもおかしくない」と話す。もし爆発すれば、満月ほどの明るさになり、昼でも見えるようになる。
冬の大三角の一つでもあるベテルギウスは、赤色超巨星と呼ばれる巨大な星。直径は太陽の1千倍で、太陽系にあるとしたら、地球や火星はおろか木星までが覆われる大きさだ。重いため一生は短く、まだ数百万歳(太陽は46億歳)だが、すでに寿命に近い。最後は超新星爆発を起こし、ブラックホールなどになるとされる。
地球からの距離は約600光年。地球からベテルギウスを見ると、東京から大阪に置いてあるソフトボールくらいの大きさにしか見えず、これまでは大きな望遠鏡でも点程度にしか見えなかった。だが近年は、複数の望遠鏡を組み合わせて解像度を上げることにより、その表面や周囲のガスの流れまで撮影できるようになった。
昨年、米欧の研究者がほぼ同時に3本の論文を発表し、ベテルギウスが大量のガスを放出していることや大きさの急減が示された。ガスの放出によって星の表面が梅干しのようにでこぼこに膨らんでいるらしい。
ただ、その後の別の観測では、大きさの変化はあまりないという報告も出ているという。3本の論文のうちの1本の著者で、独マックスプランク電波天文学研究所の大仲圭一研究員は「爆発がいつかは分からないが、死の直前を見ているのは間違いない。今まで想像するしかなかった星表面の様子も、実際に見て確かめられるようになってきた」と話す。(東山正宜)
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誌面では1面に掲載されていました。
すでにこの記事に反応して、2012年に爆発によるガンマバーストが地球を襲うのでは?
などの危惧が囁かれています。
600光年の距離ですから、なんらかの影響はあるかもしれません。
もうすでに爆発していたとしても、その光が届くまでに600年かかるわけで、その光の到着まで
我々は何が起こっているのかを知ることができないのです。
爆発時には超高速のガス噴出も起こり、周囲に膨大なガスもまき散らされることでしょう。
様々な素粒子・原子も同時に噴出します。
それはおなじみの星雲のようになることもあるかもしれませんが、ダークマターも同時にまき散らすでしょう。
それが太陽系に到達したら・・・
電磁波などの影響もさることながら、太陽の光を遮断することになれば、太陽系は冷えていくかもしれません。
ガスで太陽光が遮られることの影響はないのでしょうか?
フォトンベルトとは、このことなのでしょうか?
(光子の帯、というのは科学的に根拠はあまりないと思いますが、帯のイメージは通じるところはあります。
有名なあの写真は、よくあるジェット噴流にしか思えないんですけどね・・)
これまで2012年には太陽系の中心である太陽の異変説が唱えられていましたが、もしかすると
ベテルギウスの招く災厄であるかもしれませんね。
すでにベテルギウスが爆発しているとして、600年前。2012年から逆算して1412年。
この頃、マヤ文明は後期で、遺跡はすでにほとんど放棄されていました。16世紀のスペイン人による
征服前のことです。
それはともかくとして、恒星の表面の様子まで解析できるようになっていたのは驚きですね。
惑星系の発見や、そのタイプも分かるようになっていてよくニュースで見かけます。
地球滅亡に備えて移住先を探しているのでしょうか。
100光年前後までの星系なら、亜光速の出せる宇宙船で世代を重ねて辿り着くことはできますね。
そのテクノロジーは異星人から授かっていれば、の話ですが・・