<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-10383290842.html">北極の氷がどんどん融ける</a>
わかりやすい図解なので、つい。
温暖化だ、いや、実は氷河期に向かっている、と論争はたえません。どちらが正解かはなってみないとわからないのですが
とりあえず、現在、北極の氷がどんどん融けているのだけは確実なようです。
高緯度で氷が融けると、海水の循環システムに影響がでることが考えられます。
実は、地球の海水は表層と深層海流が長い時間をかけた対流で混じり合っています。これが海流を生み、海流は風を生みます。
複雑な気候システムに大きな影響力を持っているわけです。
で、赤道地殻で暖められた海流は、高緯度では氷対いたことで塩分濃度を増した海水は冷えて深海へ沈んでいきます。
これが海水全体をぐるりとかきまぜる仕組みになっているのですが、高緯度が温かければ、この機能が少しおかしくなることは容易に予想できます。
ついでに、氷が融けることで塩分濃度が増さない、つまり、比重が重くならないので沈降にも影響が出ます。
この状況がいつまで続くのか。
過去の氷河期は千年、万年単位ですから、そのスケールで見ればちょっとばかり調子がおかしいだけなのかもしれません。
また、対流がおかしくなることで一気に気候が変動して寒冷化に転ぶ可能性だってあるのです。
スーパーコンピューターで是非シミュレーションしていただきたいですね。