<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-10323380585.html">宇宙からの天体飛来、予算不足で観測不能!</a>
7月24日に木星に地球大の天体が衝突したニュースをクリッピングしましたが
木星に地球クラスの天体が衝突? http://ameblo.jp/endof/entry-10306233085.html
なんと、最新の報道ではNASAの予算不足で地球に接近する小惑星や彗星を監視する活動が十分にできていないことが発覚しました!
ひいいいい。
もちろん、小惑星や彗星の観測は地球上の天体愛好家や天文台などが行っていますが、研究対象はそればかりではありません。常時、広い範囲をパトロールするには相応の望遠鏡やらなにやらが必要になるのです。
写真にとって、比較して見つけるという分析作業も必要です。
アメリカではこれを法整備で行おうとしたのですが、予算が付かずに事実上進んでいないとのこと。他国でもこの観測を行う体制を作るべきではないかと思いますが、現在は地上が不景気で大混乱。
いつ来るか分からない天体の脅威は後回しというわけです。
宇宙人が攻めてくるならいまが最大のチャンスという気がしないでもないですね。
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地球への天体衝突、監視できない…NASA、予算不足で
http://www.asahi.com/science/update/0815/TKY200908150103.html
2009年8月15日14時1分 【ワシントン=勝田敏彦】米航空宇宙局(NASA)が行っている地球に接近する小惑星や彗星(すいせい)を監視する活動は、予算不足で目標達成が不可能になっていることが、米科学アカデミーの委員会の調査でわかった。同アカデミーが12日、暫定報告書を公表した。
NASAは2020年までに、地球の軌道近くを通過する140メートル以上の大きさの天体の9割以上を検出できる体制を整備することが、05年の法律で義務づけられている。また、十分な体制を作れば目標達成が可能であることもNASAの研究でわかっている。
報告書によると、97年にNASAの天体監視の予算は年間約100万ドル(9500万円)あった。しかし、99年に160万ドル(約1億5千万円)の予算が計上されたのを最後に、その後の予算がなくなった。現在はほかの予算からの流用が続いている状況で、必要な数の望遠鏡を整備できないため、この目標の達成は不可能と結論づけた。
また報告書は、こうした監視活動を政府レベルで行っているのは米国だけで、カナダとドイツが組み立て中の衛星も、地上からの観測と同程度の性能しか出ないとしている。
小惑星などの天体衝突は、約6500万年前の恐竜絶滅の引き金になったとの説が有力。 米プリンストン大が01年に発表した研究によると、地球の文明が破壊されるほどの天体衝突が今後100年間に起きる確率は5千分の1とされている。