<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-10318531575.html">東海道沖、そして駿河湾震源で震度6!</a>
日曜の東海道沖地震、低気圧の相次ぐ低下、そして台風接近で危険性は感じていたのですが、今朝、駿河湾を震源にする震度6の地震が!
東海地震ではない、ということで、想定されているのはM7以上。今回の100倍以上の威力だそうです。
おそろしい。。。
かくいう自分はすっかり爆睡していて、まったく揺れに気づかなかったんですが・・・・w
先日の東海道沖地震では、震源から遠いエリアでもけっこう揺れが大きく、図で見るとまるで帯のようです。
今回の地震も東京直下地震などを誘発するモノではないとされていますが、こういう地下構造がすべて解析されたわけでもなく、まして、東海・南海の連動地震も最近になって広く認められてきた部分もあります。
東海地震については誘発につながるかも、ということで警戒だそうですね。
なので、安心はできません。
そして、富士山もきになりますね。
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地震:静岡県で震度6弱 65人重軽傷
11日午前5時7分ごろ、駿河湾を震源とする強い地震があり、静岡県伊豆市、焼津市などで震度6弱を観測、東北から四国までの広い範囲で震度5強~1の揺れを感じた。気象庁によると、震源の深さは23キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.5と推定される。この地震で、静岡、愛知県など4都県で計65人が重軽傷を負い、東名高速が通行止めになるなど交通機関も混乱。気象庁は想定されている東海地震ではないとし、今後の東海地震にも結びつかないと判断した。
気象庁によると、余震も続き、有感の余震は午前10時現在で計14回。また同庁は一時、静岡県と伊豆諸島に津波注意報を発令。御前崎市で午前5時46分に40センチなど、各地で津波を観測したが、被害はなかった。
静岡県災害対策本部の午前10時半現在のまとめでは、県内で59人が重軽傷。このうち、焼津市民病院に搬送された女性(43)は、落下してきたテレビがぶつかり、骨盤骨折の重傷を負った。神奈川県でも横浜市などで2人が軽傷。東京都内でも、国分寺市の女性(83)が地震に驚き、自宅ベッドから起きあがろうとして右肩を脱臼した。
◇東名寸断 新幹線大幅遅れ
また、菊川橋(同県菊川市)では、連結部が5~10センチずれて段差が発生。菊川インターチェンジ(IC)近くでも、上下線で幅約20メートルにわたり道路が隆起し、段差は3~22センチになるという。同県吉田町の吉田IC近くでは幅3センチ、長さ20メートルの亀裂が見つかった。ほかにも複数の場所で亀裂や陥没があるという。東名は午前11時現在、富士IC(静岡県富士市)と袋井IC(同県袋井市)の間で通行止めが続いている。
JR東海によると、東海道新幹線は午前6時の始発から東京-名古屋間で運転を見合わせたが、午前8時に運転を再開。上下31本が運休するなどし、約9万2000人に影響した。在来線は午前11時現在、東海道線の熱海-浜松間で運転を見合わせている。
◇東海地震関連なし
また、同庁は「東海地震観測情報」を初めて発表。3段階ある東海地震関連情報のうち最も低いレベルの情報で、「東海地震との関連性を調査している」とした。しかし、その後開いた「地震防災対策強化地域判定会」(会長、阿部勝征・東大名誉教授)で、地殻変動の状況などから、今回の地震が東海地震に結びつくものでないと判断した。
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想定される東海地震と11日の地震では発生機構や地震の規模に違いがあり、気象庁は「東海地震ではない」と判断した。だが、今回の地震が東海地震の引き金になるのかは不明で、専門家は「引き続き警戒が必要」と呼びかけている。
想定東海地震は、地震の規模を示すマグニチュード(M)が8程度で、フィリピン海プレートが陸地のプレートに沈み込み、両者の境界で陸側が跳ね上がる「逆断層型」を想定している。今回の地震の震央は東海地震の想定震源域付近にあるが、M6.5(暫定)と規模では100分の1以下だ。発生の仕組みも「横ずれ型」の特徴があり、震源はフィリピン海プレートの内部だ。
東海地震の予知は、地震発生直前に、断層面がゆっくりと滑る「プレスリップ」という現象をいち早くとらえられるかがカギだ。気象庁はひずみ計を21カ所設置して24時間監視しており、ひずみ計の異常は見られていない。しかし11日午前の会見で、阿部勝征・地震防災対策強化地域判定会会長(東京大名誉教授)は「地震に伴う地殻変動の推移を見守る」と話し、プレスリップにつながることに警戒感を示した。
【関連記事】
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国の地震調査委員会は21日、地震による強い揺れに見舞われる確率の大きさを色で示した「全国地震動予測地図」を公表した。評価する地盤データを1キロ四方から約250メートル四方単位に細分化し、震度7の地域を初めて表示した。
30年以内に震度7以上の揺れに見舞われる確率が3%あるとされた地域は、東海地震が予想される静岡県沿岸部など。一方、震源断層ごとの揺れの分布を示した地図では、長岡平野西縁断層帯(新潟県)など震源断層周辺の多くの地域で、震度7以上の可能性が示された。
また、都道府県庁所在地の市役所付近の30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率が、一部で大きく変わった。平野部にある市役所の多くで確率が上昇し、奈良市役所が51.1ポイント増の67.1%となったほか、大阪、千葉、横浜、宮崎、大分で30ポイント以上上がった。
地震調査委は「きめ細かい表示が可能になり、防災意識の向上や必要な防災対策に生かしてほしい」という。地図は、防災科学技術研究所の地震ハザードステーションJ-SHIS(http://www.j-shis.bosai.go.jp/)で確認できる。【石塚孝志】