<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-10265073314.html">気象庁、宮崎で震度6強の誤報は破局噴火を想定?</a>
宮崎県、日向灘でマグニチュード7.6、震度6強の地震発生!
と気象庁が発表したものの、実は訓練用のデータが誤って配信されたというニュース。
すぐに消されてしまった発表画面がこれです。
壮観な大地震ですね。
この画面をニュース映像で見たとき、ふと、小説「死都日本」を思い出しました。
阿蘇カルデラをはじめ九州中部~南部にある巨大カルデラを作った火山、それらをすべてひっくるめた巨大スケールの火山、加久藤火山が破局的噴火を起こし、九州を壊滅させ、日本全体も灰と土石流で死都になってしまうという壮大なスケールの小説です。
有名ですが、専門知識に裏打ちされた破壊描写は読み応えがあります。
この加久藤火山ですが、30万年前に大噴火を起こしています。50km3の火砕流を噴出したと言われますが、この界隈では、7300年前の鬼海カルデラの噴火が最後。
その時は火砕流が海を越えて押し寄せ、縄文人にも打撃を与えています。
まさか、このエリアで不穏な動きがあるので、訓練用に想定しているのでは?
と思ってしまいました。東海地区の方が訓練用ではありそうなエリアなんですが、何故、ここだったのか、が気になりますね。
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