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<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-10240490740.html">太陽活動が低下すると・・</a>

先日書いた太陽の活動低下。

関連記事を見つけたのでクリップしておく。

観測機によれば、低下はかなり長期にわたっており、予期せぬ気象状態に陥ることも考えられそう。

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太陽の活動低下、地球への影響は?

National Geographic News September 24, 2008

 太陽の活動がこの50年で観測された中で最も弱まっているようだ。太陽・宇宙探査機「ユリシーズ」の観測データから、太陽の黒点数が減少し、太陽風や太陽磁場が弱まっていることが分かったという。

 これは、言い換えれば太陽圏が縮小したということを意味する。太陽圏とは太陽風の影響下にある広大な領域で、冥王星軌道を越えてはるか先まで広がっている。その境界では、宇宙の深奥から流入する生命にとって危険な銀河宇宙線をブロックし、地球をはじめとする各惑星の盾となっている。

 科学者らはこの観測結果についていまのところ具体的な結論を出していない。特に、この変化が地球の気候に影響するか否かに関しては回答を保留している。「この領域は、科学的にはいまだ推測の域を出ない」とボストン大学のナンシー・クルッカー氏は話す。

 一方、ユリシーズ内の実験の一部を主導するサウスウエスト研究所のデイビッド・マコーマス氏は、「これは重大な変化だ。太陽全体の活動が10~15年前に比べてかなり低下している。観測史上、これほど長い低迷期が続いたことはない」と語っている。

 太陽の活動に波があることは以前から知られており、磁場分布は22年、黒点数は11年周期で変動している。だが、同氏によると「今回観測された太陽風はこれまでの最小記録を大幅に塗り替えるほど弱いものだった」という。そして、その状態が予想以上に長く続いているというのだ。

 太陽の活動が過去50年間のデータよりも低下していた時期は以前にもあった。1600年代前半にはガリレオをはじめとする天文学者らが、通常であれば30年で5万個近く観測できる黒点を約50個しか観測できなかった。

 太陽の活動の強さに関しては、地球の気候との関係についても何世紀にもわたる議論がなされており、短期的には影響を及ぼすという証拠も得られている。

 1645~1715年ころにマウンダー極小期と呼ばれる太陽活動の低下した時期があり、このときにはグリーンランドにわたる海路の大半は氷に閉ざされ、オランダの運河は日常的に厚い氷で覆われたという。1695年にはアルプスの氷河が拡大し、海氷も増加してアイスランド周辺の海域が氷で埋まるほどになった。このような以前の記録からすると、最近の太陽はそれでも活発な方ということになる。

 前出のクルッカー氏は、「太陽圏による保護範囲が狭まることで、宇宙探査の危険性が増す可能性もある」とも話している。太陽圏外には人間に死をもたらす宇宙線が飛び交っており、宇宙飛行士が危険な領域に入り込む恐れが高まるかもしれない。もっとも、この悪影響の大部分は太陽圏の境界にあたる冥王星のはるか遠方での話だ。

 宇宙探査機ユリシーズNASA欧州宇宙機関が1990年に共同で打ち上げ、当初の想定の4倍の期間、探査を続けてきた。今後数カ月以内に徐々に燃料が凍結して機能を停止するとみられている。

 ユリシーズの機能停止を間近に控えて、NASAは新たな太陽探査ミッションを予定している。この探査ミッションでは太陽の近くまで探査機を飛ばし、太陽の外層大気であるコロナの熱源や、太陽風を加速させているものの正体に迫ることになる。