<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-10930945349.html">5500万年ぶり 海洋生物大量死危機</a>
「今の海洋環境の状況は、深海生物の50%以上が死滅した5500万年の「暁新世/始新世境界温暖化極大イベント(PETM)」の前の状況と多くが同じだという。」
温暖化と海洋汚染が原因ということですが、温暖化一派のバイアスはかかっているのではないかと思います。
それでも、海洋生物は大量死を迎えつつあるのは本当なのでしょう。
問題はここです。
「海の酸性化へつながる連鎖反応は、地球の気候系に大量の二酸化炭素(CO2)が流入することが発端となる。海は大気中のCO2の25%以上を吸収する巨大なスポンジの役割を果たすが、飽和状態になると、海、ひいては地球上のすべての生態系の微妙なバランスが崩れることになりかねない。
報告書によると、海に吸収されるCO2の割合は、既にPETMの時をはるかに上回っているという。
また、海洋汚染の影響も大きい。例えば窒素を多く含む化学肥料や病原菌、環境ホルモンが海に流入することで、サンゴ礁が大量死している。サメなど1部の大型魚類の乱獲により、海の食物連鎖が大きく崩れ、藻やクラゲなどが異常繁殖している。」
海の中にはひとつの体系ができているのですが、生物が死滅していくことで、そのサイクルが狂っていきます。
これまで分解されたものが分解されなくなり、CO2を吸収してできるサンゴなどが死滅すればCO2が溢れ出す。
極端なハナシ、漁業ではマグロやサバが取れなくなったとか、アンコウが死滅した! などという現象として影響が出ることも考えられるでしょう。
生命の揺りかごの海が死ねば、人類もきっと遠からず・・・・