人類滅亡はまだっすか!?

滅亡大好きで、大爆発とジェノサイドに異常殺人も大好きな非モテが綴る絶望の誰得ブログ

<a href="http://ameblo.jp/endof/entry-10254314737.html">K/T境界の大絶滅を免れた恐竜がいた!?</a>

6500万年前に恐竜絶滅の原因になったと言われるのが、ユカタン半島への小惑星激突です。

この時期の地層は隕石由来といわれるイリジウムを大量に含み、その前後の時代(白亜紀第三紀)をはっきり分けることからK/T境界と呼ばれています。

さて、この大絶滅では2000度の爆風と地殻津波、大津波が地球全体を襲い、衝突で巻き上がった粉塵が地球を覆い尽くし、核の冬のような暗黒をもらたします。

また、酸性雨が降り続いたこともあって生物、植物の大半が一掃されてしまったと言われています。

しかし、そんな過酷な状況下でも生きのびた恐竜がいたようです。

小惑星の激突したユカタン半島の北にある北米大陸、その中でも落下地点から遠いエリアで生きながらえていたというのです。

たいていの生物は灼熱の爆風と地殻津波で焼かれそうですが、それでも生きのびられる場合もある、と。

もっとも、検証次第ではありますが、生物はなかなかしぶといようです。

研究では絶滅は瞬殺でなく、長い時間がかかっているという説もあるし、破壊状況も推測に過ぎません。

もっとも、いま同じことが起こったら、人類の半数以上は間違いなく滅んでしまいそうです。

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大量絶滅を免れた恐竜たちがいた?

Brian Handwerk for National Geographic News

May 2, 2009

 約6550万年前、恐竜の大部分は絶滅した。しかし、なんらかの形で生き残ったグループがあると示唆する新たな研究結果が発表された。

 ニューメキシコサンタフェで研究を行うアメリカ地質調査所(USGS)の名誉科学者ジェームス・ファセット氏によると、アメリカ西部の辺境で発見されたこの“ロスト・ワールド”の恐竜たちは、破滅の運命をたどった仲間たちより50万年も長生きした可能性があるという。

 ファセット氏は長年、一部の恐竜は大量絶滅を生き延びたと主張してきた。その根拠となっているのが、新たな成果が発表されたサンフアン盆地での化石の研究だ。サンフアン盆地は現在のコロラド州ニューメキシコ州にまたがっている。

 この発掘現場の砂岩層で、ハドロサウルス、ティラノサウルス、アンキロサウルスなどの骨が一緒に見つかった。この地層は暁新世のもので、白亜紀/第三紀境界(K-T境界)の大量絶滅後の時代にあたる。この絶滅で恐竜も消えたと考えられている。

「数年ごとに誰かが、暁新世まで“生き延びた”恐竜を見つけたと主張する」。こう指摘するのは、ワシントンD.C.にあるスミソニアン研究所国立自然史博物館で研究と所蔵品の副責任者を務めるハンス・ディーター・スーズ氏だ。しかしこれまでのところ、そのような化石はもっと古い時代のものと結論付けられてきた。

 ファセット氏は今回の研究結果をまとめた論文の中で、サンフアン盆地の恐竜たちが本当に暁新世に生きていたことは、ハドロサウルスの化石1つで証明できると主張している。この論文は「Palaeontologia Electronica」誌の4月号に掲載されている。

 これまでに発見された“生き残り”の恐竜は、死体がもともと砂か泥に埋まっていた。それが河川による浸食など、自然の力で後の時代に掘り起こされたと考えられてきた。その際に骨が若い岩層に堆積し、後の時代に属するように見えたというわけだ。

 しかし、サンフアン盆地の砂岩層では、同じハドロサウルスの骨が34個まとまって発見された。ファセット氏は、「絶対的な証拠だと思う」と自信を示す。もし河川に浸食されたのだとしたら、骨は広範囲に散らばり摩耗の痕跡も残るはずだが、今回見つかった化石はそのような状態ではなく、同氏はその一部を“自然のまま”と表現している。

 K-T境界には多くの生物が絶滅したが、ワニや鳥をはじめとするいくつかの種は生き延びた。この理由はわかっていないが、答えは大量絶滅の本当の原因と関連している可能性がある。有力視されているのは、ユカタン半島小惑星が落下したという説だ。ただし、ほかにも大規模な火山活動、病気、気候変動、複合的な要因など、専門家の意見は割れている。

 小惑星の説を支持するファセット氏は、「われわれの推測では、生き延びた恐竜たちは北アメリカの最北端に住んでいた。小惑星が落ちた現場から最も遠い場所だ。その後、南に移動してきたのだろう」と説明する。「しかしそれでは、生き残った恐竜たちがほかの場所で見つかっていない理由が説明できない。この点については、まだ答えが出ていない」。

 前出のスーズ氏は今回のような発見に慎重だが、暁新世に恐竜が存在したという考え自体はまだ否定できないと述べている。「恐竜たちがどこかで生き延びることは不可能だったという理由は存在しない」。続けてスーズ氏は、「実際、アメリカ西部の内陸とヨーロッパ以外では、いまのところ恐竜が絶滅した時期についての明確な証拠すらない」と述べた。